鷹司系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 08:00 UTC 版)
現在の皇室に男系で最も近い系統で、江戸時代中期に閑院宮家から鷹司家を継いだ輔平に始まる。その兄である閑院宮典仁親王の子が皇位を継承して第119代光格天皇となり、以後直系・男系による皇位継承がなされて第126代今上天皇まで続いている。 輔平-政熙-政通-輔熙と継承されたが、輔熙の子輔政が急逝したため九条尚忠の子熙通が輔熙の養子となった。鷹司家自体は「皇別摂家」からは除外したが、旧華族公爵徳大寺家をはじめ、この系統から養子を迎え現在までその血統を受け継いでいる家系は少なくない。急逝した鷹司輔政の実弟脩季は旧侯爵菊亭家を継ぎ立憲政友会幹事長を務めた。戦前2度にわたり内閣総理大臣を務め、最後の元老であった西園寺公望の父徳大寺公純は鷹司輔熙の密子である。
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