鷹司統理による新総長の指名と事務局による田中総長再任の主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 17:37 UTC 版)
「神社本庁」の記事における「鷹司統理による新総長の指名と事務局による田中総長再任の主張」の解説
田中執行部のもとで続発した不祥事をうけて、鷹司尚武統理は、2022年6月3日の田中総長の任期切れに伴い5月26日から29日かけて開催された臨時役員会で旭川神社の芦原高穂宮司を新総長に指名し、「二度と不祥事を犯すことがないよう運営に順法性、透明性、公正性を回復させる責任を負う」と訴えた。 鷹司統理の新総長指名に対し、事務局は「指名は多数決で」と手続きに異を唱え、6月4日以降も現執行部が続いていると全国に通知した。 2022年6月23日、再協議のため臨時役員会が開催された。役員会では統理が議事の座長を務める慣例であったが、田中派の役員1名が「規則があるわけではない」と座長選挙の実施を主張、9対6で自ら座長に就任。そのまま「総長選挙」にを実施し、同じ票差で田中総長の「5選」を決めた 。 この役員会に先立ち、鷹司統理側は、先日の指名に基づいて新総長の登記手続きを始めていたが、神社本庁の幹部職員は連名で「その者は総長の地位にない」との陳述書を裁判所に提出した 。
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