剣客商売・仕掛人とは? わかりやすく解説

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剣客商売・仕掛人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 21:38 UTC 版)

池波正太郎」の記事における「剣客商売・仕掛人」の解説

1972年昭和47年)には「小説新潮1月号に「剣客商売」を発表した京都古書店で偶然見かけ歌舞伎役者二代目中村又五郎モデルに、孫のような少女夫婦になって隠棲する剣客秋山小兵衛描き出し朴訥誠実で世に疎い小兵衛の長男大治郎、田沼意次の娘である女剣客佐々木三冬といった人物周囲配して江戸市井に起こる事件解決していく同シリーズ人気博した同年小説現代3月号に『仕掛人・藤枝梅安』シリーズ第1作となる『おんなごろし』を発表。同誌6月号には第二作『殺し四人』が掲載され、この作品年末小説現代読者賞受賞仕掛人という言葉流行語となり、朝日放送『必殺仕掛人』として連続ドラマ化された。翌1973年には『鬼平犯科帳』を「オール讀物1月号 - 12月号に、『剣客商売』を「小説新潮1月号 - 12月号に、『仕掛人』を『小説現代』2、7、9、10月号に同時並行連載した。その一方で雲霧仁左衛門』(「週刊新潮72年8月26日号 - 74年4月4日号)、『剣の天地』(「東京タイムズ」ほか73年5月15日 - 74年3月30日)といった小説作品や、随筆食事情景』(「週刊朝日72年1月7日号 - 73年7月27日号)なども執筆された。また、73年には「池波正太郎自選傑作集」全五巻立風書房から刊行仕掛人ものの『春雪仕掛針』がふたたび小説現代読者賞受賞し四月から『剣客商売』がテレビドラマ化。 1974年昭和49年)、「週刊朝日誌上の『真田太平記』(1月4日号 - 80年12月15日号)が加わり同年にはこのほか『男振』(「太陽7月号 - 77年9月号)の執筆はじまり、2月には『必殺仕掛人』映画化11月には『秋風三国峠』が新国劇上演された。1975年昭和50年)、小説発表は「鬼平」「剣客」「安」「真田」の四種のみとなったが、『最合傘』で三たび小説現代読者賞受賞劇作においても、新国劇のほかに、歌舞伎にも脚本提供するようになり、原作・脚本両方含め、『出刃お玉』(2月歌舞伎座)、『剣客商売』(6月帝国劇場)、『必殺仕掛人』9月明治座)『手越平八』(11月明治座)の五つ舞台係わり、翌1976年にはさらに『黒雲峠』(4月)、『江戸女草紙・出刃お玉』(5月)、『侠客幡随院長兵衛』(10月)を上演このうち黒雲峠』と『江戸女草紙』では演出担当した

※この「剣客商売・仕掛人」の解説は、「池波正太郎」の解説の一部です。
「剣客商売・仕掛人」を含む「池波正太郎」の記事については、「池波正太郎」の概要を参照ください。

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