初任科生の身分とは? わかりやすく解説

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初任科生の身分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 10:19 UTC 版)

警察学校」の記事における「初任科生の身分」の解説

都道府県警察警察官採用された者はまず、警視庁警察学校または道府県警察学校(以下、「都道府県警察学校」の項において「警察学校」という)に配属され初任科生として一定期間研修命じられる立場的にはまだ見習い警察官現場へ出ることはほとんどない例外として、大規模な警備事案の際に後方支援雑用)のために出動した事例もある。日本航空123便墜落事故や、あさま山荘事件など)が、巡査階級任じられ採用され当日から法律上身分警察官である。それに伴い都道府県条例に基づき俸給額決定され採用当日から支給される警察官採用された者は、入校式執り行われた後、初任科教養を受ける。採用時期は、採用人数多くない県では他の県職員同様に4月に年1回そうでないところでは採用試験時期成績により適宜時期に、それぞれ採用される。したがって後者都道府県にあっては年間複数回、採用された者の入校時期合わせて初任科教養開始されることになる。初任科教養の期間は採用区分異なり大学卒業相当で採用された者(警察官I類・A種など。呼称都道府県により異なる)は6か月間、短期大学高等学校等卒業程度採用された者(警察官II類・III類・B種など)は10か月間である。採用区分により、初任科教養の期間のほかに現場研修初任総合科教養の期間にも違いがある(後述)。 制服警棒手錠拳銃警察手帳などの装備品は、都道府県条例に基く員数採用入校時点支給または貸与される。これらは職務遂行するにあたり必要な装備であるため、全て無償であり、警察学校での研修終えた後も、条例定め使用期間終わらない装備品については現場で使用し続け最初期間満了初め交換することができる。それ以外の、術科使用する体操着武道着や、テキスト参考書籍類などの中には個人支弁するものもある。 警察学校入校中は、地方公務員法昭和25年法律261号)第22条第1項規定する条件附採用」の期間とされ、その間成績不振素行不良などの事由があれば免職され、または条件附採用民間でいう「試用」)の期間終了後に正式採用されない場合もある(事件起こせば警察官”としてマスコミ話題にされてしまう)。なお、大卒程度警察官にあっては同項本文規定により6か月間の初任科教養修了後に正式採用されるが、大卒以外の警察官にあっては、同項後段により初任科教養間中条件附採用の期間が延長される

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初任科生の身分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 23:27 UTC 版)

消防学校」の記事における「初任科生の身分」の解説

学生ではあるが、地方公務員たる消防吏員であることに変わりないため、給与各種手当等が要件に応じて支給される

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