初代Audi R8 42(2006年-2016年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 01:34 UTC 版)
「アウディ・R8 (市販車)」の記事における「初代Audi R8 42(2006年-2016年)」の解説
2003年のフランクフルトモーターショーで発表されたコンセプトカー「アウディ・ルマン・クワトロ」をベースにしたスポーツカー。 ボディにはASF(アウディ・スペース・フレーム)を採用し、ボディのみで210kgと軽量である。また、エンジンフレームの一部にASFとしては初めてマグネシウムを採用している。ボディはほとんど手作業で作られ、さらにX線でミクロン単位まで溶接部をチェックするなど、細部にわたってこだわっている。ランボルギーニ・ガヤルドはメインフレームやエンジンブロックなどのベース部品を共有する事実上の兄弟車である。 エンジンは、4.2L FSI 直噴 V8 DOHCを搭載。最高出力420ps/7,800rpmを発生する。またエンジン潤滑はドライサンプ方式で、エンジン搭載位置を下げることで低重心化に貢献している。 トランスミッションは6速Rトロニックを採用。これは、メカニカルギアボックスと電動油圧クラッチを組み合わせたもので、ATモードとMTモードが選択できる。 サスペンションは前後ともダブルウィッシュボーンで、標準搭載のガス封入式ショックアブソーバーと、アウディ マグネティック ライドをオプションで選択可能。ショックアブソーバーに磁性体を含んだフルードを封入しており、磁力でフルードをコントロールすることで素早く繊細なサスペンション制御を可能にし、ダンピング特性が異なる「スポーツ」と「ノーマル」の基本モードを用意して、日常の走行からスポーツドライビングまで広くサポートする。 ドイツ・ネッカーズルムのネッカーズルム工場で1日20台ペースで生産される。 先に本国ドイツやヨーロッパで発売され、日本でも2007年7月から価格1,670万円で発売開始。日本では当初、左ハンドル/4.2リットルV8FSI/6速Rトロニックの仕様のみが発売されたが、2009年2月17日より6速MT仕様を追加。なおR8の販売は日本国内のアウディ正規ディーラーの中でもごく一部の店舗の限定となっている。 2009年1月に開催されたデトロイトショー2009では、『5.2FSIクワトロ』を発表。同モデルは最高出力525ps/8,000rpmを発生する高回転型5.2L V10エンジンを搭載した他、フロントグリルのクローム処理やフロントエアインテークの大型化など、外観にも変更が施されている。価格は1,994万円で、同年4月より予約受付を開始。 2010年10月6日に5.2FSIクワトロをベースとしたオープンモデル『スパイダー5.2FSIクワトロ』が発売。価格は2194万円。 当初、R8の右ハンドル車はスパイダーのみだったが、2010年10月26日にクーペモデルの一部改良により、こちらも右ハンドル車が追加されたために以降では左右どちらのハンドルも選択できるようになった。 2012年3月には軽量化とエンジンチューンを施した『GTスパイダー』を全世界333台限定で発売。日本向けは10台。価格は3,064万円。 2013年3月、新型トランスミッションを搭載した2013年モデルを発表。7速デュアル・クラッチ・トランスミッション「Sトロニック」を搭載し、0-100km/hを3.6秒にまで縮めるという進化をもたらした。フェイスリフトも行われている。価格は4.2L V8モデルが1799万円、5.2L V10モデルが2119万円、5.2L V10 Spyderが2339万円。 コンセプトカーのルマンクワトロ インテリア V8エンジン V10エンジン
※この「初代Audi R8 42(2006年-2016年)」の解説は、「アウディ・R8 (市販車)」の解説の一部です。
「初代Audi R8 42(2006年-2016年)」を含む「アウディ・R8 (市販車)」の記事については、「アウディ・R8 (市販車)」の概要を参照ください。
- 初代Audi R8 42のページへのリンク