初代 DC2/DB8型とは? わかりやすく解説

初代 DC2/DB8型(1995-2001年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 02:00 UTC 版)

ホンダ・インテグラタイプR」の記事における「初代 DC2/DB8型(1995-2001年)」の解説

1995年10月16日に、3代目インテグラのスポーツバージョンとして3ドアクーペ(DC2型)と4ドアハードトップ(DB8型)が発売された。仕様変更については、そのモデルイヤーからそれぞれ「96Spec」「98Spec」「00spec(あるいは99spec)」と区別されるB18Cエンジンベースチューニングされた"B18C Spec-R"は、「Si-VTEC」へ搭載ベースモデルに対して、ピストン・カムシャフト・インテークマニホールド/エキゾーストマニホールドECUなどの変更により、最高出力を200PS/8,000rpmとして20PSの向上を実現した初期型エンジンポート研磨手作業行っていたほか、全モデル共通でカムカバーに赤の結晶塗装なされている。エンジンの高回転化に合わせて2−5速がローレシオ化されクロスレシオとなった5速MT組み合わせられトラクション性能の向上のためヘリカルLSD装着された。 外装タイプR専用車体色であるチャンピオンシップホワイトのほか、軽量アルミホイールフロントのリップスポイラーおよびリア大型スポイラー標準装備し、内装ではモモ社製の360mm径ステアリングSRSエアバッグ装着車)、チタン削り出しシフトノブフルスケール10,000rpmのタコメーター備えたイエロー指針メータ群(NSXタイプR近似)およびレカロ社製バケットシート採用された。なお、3ドア車でバケットシートの色を赤・黒いずれかから選択可能で、後に追加販売され黄色ボディーカラーでは、車体色合わせた黄色シート採用された。 軽量化のために標準モデルではエアコンオーディオ類(アンテナ時計なども含む)、リアワイパー、遮音材などが省かれており、フロントガラスベースモデルより薄くバッテリー軽自動車向けの小型のものに換装され、逆にモノコックフレーム一部鋼板厚を増す、リアトランク内にパイプフレームを付加するなどの補強がされている。実際には、ディーラーオプションエアコン装着すると、標準モデルから2kg軽いだけであった前期型ではSRSエアバッグ装備有無ステアリング変速比異なっており、非装着モデルではよりクイック変速比となっていた。 1998年1月29日発売された「98タイプR」あるいは「98spec」と呼ばれるモデルでは、タイヤ幅のワイド化(195mm→215mm)、ホイールインチアップ15インチ16インチ)、ホイールハブを4穴から5穴変更ブレーキローター大径化、ステンレス製4in1等長エキゾーストマニホールドヘッドライトHIDランプ化、モノコックの高剛性化、足回りECU見直し、ファイナルギヤレシオのローレシオ化などの変更が行われた。これにより96specよりも走行安定性高まったが、面白味では後退した評価される場合もあった。 1999年12月16日には、00specあるいは99specと呼ばれる初代タイプR最終型発売された。平成10年アイドル規制の対応で型式変更された(E-DC2→GF-DC2、E-DB8→GF-DB8)ほか、動力性能は98specから変更がないものの、専用スポーツペダル、専用カーボン調パネル電動格納式ドアミラーキーレスエントリー、デジタルクロック、オートアンテナ、AM/FM電子チューナー&CDステレオ+6スピーカープライバシーガラスなどを標準装備した「タイプR・X」が追加された。センターコンソール上に製造順を表すシリアルナンバー刻印導入された。 96Spec(1995年10月-1998年1月北米(アキュラ仕様)

※この「初代 DC2/DB8型(1995-2001年)」の解説は、「ホンダ・インテグラタイプR」の解説の一部です。
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