初代 D22型系とは? わかりやすく解説

初代 D22型系 (1997年-2004年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 09:56 UTC 版)

日産・フロンティア」の記事における「初代 D22型系 (1997年-2004年)」の解説

D22型系フロンティアは、1986年5月から1997年まで生産されD21型系・ハードボディートラックを置き換えるべく、1998年モデルとして、1997年2月シカゴオートショー発表された。生産拠点は、テネシー州スマーナ工場である。 この頃日産は、経営再建前の低迷期であり、その影響新型開発にも影を落としていた。D21型系に比べ強度の向上と、多少のサイズアップを伴ったモデルチェンジであったが、その構成大きな変化無く当初ラインアップは、レギュラーキャブ(シングルキャブ)の2WD4WDのみで、エンジン直列4気筒、2.4LのKA24DE、一種であった。この時点では、V6エンジンVG30EからVG33Eへの切り替えが間に合わなかった。 1999年に、待望のキングキャブ(エクステンドキャブ)とV6、3.3LエンジンのVG33Eが追加されたが、やや遅きに失した感があり、D21末期からの販売台数落ち込み容易に回復せず、トヨタ・タコマ言うに及ばずビッグスリーのコンパクトピックアップにもシェア奪われていた。 2000年クルーキャブダブルキャブ)の導入という新たな変化があった。ダブルキャブは、日本アジアではおなじみタイプであるが、北米市場向けのコンパクトピックアップとしては、初めての導入となったそれ以前ダブルキャブは、フルサイズピックアップのうち、特にヘビーデューティーなものにしか存在せず、主に業務用であった2001年それまで地味な印象払拭し、攻勢転ずるべく、フェイスリフトを行う。若年層訴えるより大胆なスタイルへと変更され日産ディーゼルから供給受けていたUDエンジン搭載大型車除き、MA09ERT以来2機種目となる、機械式スーパーチャージャー付のVG33ERを設定した2002年4月、ブラジルパラナ州サン・ジョゼ・ドス・ピニャイスのアイルトン・セナ工業団地にあるルノー工場にて生産開始2002年3月第72回ジュネーブモーターショー欧州向けピックアップ」のマイナーチェンジ車を出品2004年フレームをはじめ、全て一新したD40型系に置き換えられ北米向けシングルキャブはこの代が最後となった

※この「初代 D22型系 (1997年-2004年)」の解説は、「日産・フロンティア」の解説の一部です。
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