初代 WD22型(1999年 - 2005年)
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「日産・エクステラ」の記事における「初代 WD22型(1999年 - 2005年)」の解説
1999年6月、WD22型エクステラ登場。 D22型フロンティア(ダットサントラック)をベースとして、北米においてはエントリーモデルとしてパスファインダーの下のクラスに位置する。ビルドインフレーム(フレーム一体型モノコック)構造のR50型パスファインダーに対し、オフロードでの耐久性をより高めるためにラダーフレーム構造を持つD22型系をベースとした。スタジアムシートと後席から一段高くなるキックアップルーフが特徴で、居住空間が確保されている。 搭載するエンジンはV型6気筒 SOHC VG33E型、ルーツ式スーパーチャージャー装備のVG33ER型、および直列4気筒 DOHC KA24DE型の3機種で、4速オートマチックトランスミッションおよび5速マニュアルトランスミッションと組み合わせられた。 生産拠点はブラジルのクリチバ工場と北米日産会社のテネシー州スマーナ工場である。 2000年1月、北米トラック・オブ・ザ・イヤー受賞。 2001年4月、水素貯蔵式燃料電池車「エクステラFCV」の公道走行実験をカリフォルニア州を拠点として開始。 2001年9月、マイナーチェンジ。フロントのデザインが変更された。また、内装については、ダッシュボードとセンターコンソールが変更された。 2002年、一部改良。日産のCIが現行のものに変更され、ターボチャージャー付きのVG33ER型エンジンを追加。 2002年6月、第7回北京国際モーターショーにて、同様にD22型系ダットサントラックをベースとする「パラディン(D22W型系)」を発表。KA24DE型およびVG33E型を搭載し、鄭州軽型汽車製造、CITIC、および日産の合弁会社である鄭州日産汽車有限公司にて2003年に生産開始。
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