光流脈矯正術者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 16:49 UTC 版)
「バイトでウィザード」の記事における「光流脈矯正術者」の解説
一条京介(いちじょう きょうすけ) (声:鈴村健一) 本編の主人公の一人。一見不真面目そうに見えるが、術者としての実力はなかなかのもので数多くの術を使いこなす。豊花にこれ以上置いて行くなと言われているため、術の習得は控えている。毎回豊花に振り回されている苦労人。 性格は如何なることにもとにかく無関心で、あまり人と関わろうとはせず、暇があれば寝ているかタバコを吸っていた(長編4巻あたりから禁煙)。妹の豊花からさえ「血管に流氷が流れてる」「頭の中にはツンドラが広がっている」と言われるほど冷徹な人間だと思われがちであったが、巻が進むにつれ徐々に感情の変化を表すようになる。父親の尚曰く「どうしようもなく内向的」だが、礼子に対する想いは特別なものがあり、彼女を心配して傷だらけにもかかわらず病院を抜け出してしまうこともあった。 高校の成績の方は(正確には不明だが)かなり低いらしい。 容姿は双子の妹・豊花に瓜二つ(と作中では描写されている)らしいが、イラストはどう見ても別人顔(顔というよりも、表情のせいかもしれない)。 現在の光流脈矯正術者の中で、何も処置しないで古代呪文を使うことができる唯一の人物(使える者は他にもいたようだが、まともに使えるのは京介ただ一人)。その所為で、組織内、組織外両方から狙われている。 毎度、重症となるため、無効治癒体質が進み、最終巻にて最終の七段階になってしまうが、完結章にて全治した。 「バイトでウィザード後日編」によると、成人後に一女をもうけ(娘の名前は「水(すい)」)、京介は術者として働き続けている。 誕生日は4月6日。名前の由来は、金田一京助。 一条豊花(いちじょう ゆたか) (声:川上とも子) 本編の主人公の一人。 性格は京介とは正反対で何かと首を突っ込みたがり、わがまま。この世の全ては自分中心に回っているとさえ思っている。いかなる失敗も失敗とは認めずポジティブに考える。父親の尚曰く「どうしようもなく外向的」。 友情には厚く友のためならばかなりの無茶もしでかす。京介を奴隷のように扱うことが出来る数少ない人物の一人で、毎回無理を言って京介を引っ張りまわす(ただ、長編7巻辺りから京介に無理をさせていることを自覚し始めて、最初の頃よりは無理をさせようとはしなくなった)。 高校の成績は京介と同じで(正確には不明だが)かなり悪いらしい。術者としての実力も乏しく、まともに使えるのが、杖から光弾を撃ち出す術(ただし連続発射は3発まで。因みに、京介は100発近く連射でき、遠峰は1000発連射する場面がある)と10秒間のみ発生させられる簡易結界のみ(他にも使えるものはあるようだが、失敗することも多い)。 自他ともに認める学年一の美少女であるが、モテている描写が殆どない(※文庫1巻では豊花の嘘泣きにクラクラする男子生徒たちや、文庫3巻では、虹原高校の学食内で上級生の男子生徒が「一条豊花って、いいよなあ」と言った直後に大食いをしている豊花本人を見てドン引きする、というシーンがある)。 完結章では、術具を作るために自分の長い髪を切り、京介によりそっくりになった。 「バイトでウィザード後日編」によると、成人後に一男をもうけた(息子の名前は「晶(しょう)」)。名前の由来は、武豊。
※この「光流脈矯正術者」の解説は、「バイトでウィザード」の解説の一部です。
「光流脈矯正術者」を含む「バイトでウィザード」の記事については、「バイトでウィザード」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から光流脈矯正術者を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から光流脈矯正術者を検索
- 光流脈矯正術者のページへのリンク