光浦 あかね(みつうら あかね)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 20:04 UTC 版)
「秘密 -トップ・シークレット-」の記事における「光浦 あかね(みつうら あかね)」の解説
『2008』(第5巻)に登場。95歳。60年前に息子の信昭を誘拐され、事件は警察の捜査にも拘らず、迷宮入りしていた。死を間際にした梨田の供述で、事件の全容が判明し、その後、供述通り屍蝋化した信昭の遺体が発見される。信昭の脳に残された映像を見るため、第九を訪れる。信昭が最期に見た画が事件当時の自分の姿だったことに激しく動揺。梨田は姉の子で、夫の会社の支店に就職を世話した。定年退職の際には、夫に招かれた梨田に手料理を振る舞っている。彼女のただならぬ様子に、薪はショックや自殺を警戒する。第九を訪れる前に唯一の肉親であることを証明し、遺産相続の話と偽って梨田の病室に入り、殺害した。同意書にサインし、何一つ約束を違えることはなかったが、第九を始めとする警察関係者は、この老婆に完全に出し抜かれている。
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