光のマトリクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 12:42 UTC 版)
「銀河お嬢様伝説ユナ」の記事における「光のマトリクス」の解説
光の救世主であるユナの分身であり、闇と反する存在。本来は「光と闇の戦い」以外には干渉出来ないはずだが、ユナが事件に巻き込まれるたびに彼女を援護するために力を貸す。エルナー・エリナ・ジーナ・マリナの4体が合体することで、巨大ロボ「エル・ライン」となる。 エルナー 声:山本百合子 通称「英知のエルナー」。身長18.5cmで、ユナの手のひらに乗るほどの大きさ、ロボット風の頭と胴体に羽が生えた妖精のような姿で、常に宙に浮いている。性格は生真面目で、ユナのお気楽ぶりにいつも気を揉んでいる。ある夜、ユナのもとを訪れて彼女が「光の救世主」であることを告げ、以来、「闇」を始めとする彼女の戦いをサポートし続ける。 変形し巨大化すると造形上はエル・ラインの頭部・肩装甲・胴体・上脚部を形成する。 カーソルプロンプト等のアイコンとしても頻出している。 マトリクス3人娘 ユナの欠損している能力や戦闘時の不足要素を補う事を目的とした、光のマトリクスのガイノイド(ただし3人共『アンドロイド』と称している)および強化パーツ。ただしライトスーツの各フォームは『1』でしか活躍出来なかった。 ジーナ 声:中村尚子 身長170cm・体重56kg・スリーサイズ82cm/60cm/89cm。通称「大地のジーナ」。大地を司る能力を持ち、ユナと合体することで彼女のライトスーツをパワードフォームへと変化させ、地上滑走能力とビーム砲による強力な攻撃力を付与する。性格は大人しく控えめで、どちらかといえば無口な方。趣味は読書と木や花の世話。 なお『1』では、パワードフォームのユナはジーナと干渉する為に「いじわる攻撃」が使用不可能になる。 マリナ 声:鈴木砂織 身長170cm・体重56kg・スリーサイズ80cm/60cm/88cm。通称「海のマリナ」。水の安定を保つ能力を持ち、ユナと合体することで彼女のライトスーツをマリンフォームへと変化させ、ほぼ泳げないユナでも水中戦を可能にし、速射小型魚雷での攻撃能力を付与する。優しい性格で、細やかな感性を持っているはずだが時たまきつい一言(毒舌)がこぼれ落ちる。趣味はスキューバダイビング。 エリナ 声:萩森侚子 身長170cm・体重56kg・スリーサイズ78cm/58cm/83cm。通称「空のエリナ」。風を起こす能力を持ち、ユナと合体することで彼女のライトスーツをフライトフォームへと変化させ、空・宇宙での活動を可能にし、手首の小型バルカン砲での攻撃能力を付与する。性格は軽く、行動的でおしゃべりのため、話し出すと止まらない。趣味は自己飛行速度記録の更新。 大地のジーナはお茶の佳華と六本木の舞とロックの姫の守る機械の惑星・フリントの核部分に封じられていた。海のマリナはおっとりの詩織とバイオリンのアレフチーナの守る密林の惑星・ルーリーズスの湖に封じられていた。空のエリナはチャイナの麗美が守るブラックホール・GNC-01089に封じられていた。ここに行くためには、ユナは超重力の影響を防ぐために家柄と血筋のルミナーエフの仮面(バタフライマスク)が必要だった。 3人娘は実はお笑いが大好きで、漫才トリオ「パンプス」を結成し、『CドラGWS』でトリオ漫才を披露している。 3人娘は人間形態を取っても周囲からは機械生命体であることが判らない。そのため、3人は実は地球でひそかにユナをサポートしていた。それが明らかになるのは『OVA2』内である。そして最後、デモスローズとの最終決戦で大破してしまい、以後、『3』で最終決戦直前まで戦闘に参加できなくなる。 エルナーは3人娘と違い、人間体が存在しない。 なお、彼女達の全ての変形はライトスーツとの合体変形を含め光物質変換機能で行われる為に、変形はいわゆる「アニメの嘘」で表される。
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