供給媒体に関する経緯とは? わかりやすく解説

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供給媒体に関する経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 04:46 UTC 版)

バイオハザードシリーズ」の記事における「供給媒体に関する経緯」の解説

PlayStationPS)での初代『バイオハザード』発売以降様々な機種移植関連シリーズ発売なされてきたバイオハザードだが、その度製作者の口から出た発言波乱を生み続けている。 まず一作目がPS発売された時、「セガサターンSS)はポリゴン能力低く移植不可能」と発言されたが、結果的にPS版比べクオリティ著しく劣るもののSSにも移植されている。続いて二作目PS・SSの両機種同時発売と謡っていたものの、当時SSは既にドリームキャストDC)への移行始まっていた。そのためSS版発売中止とし、後にセガとのプロジェクト開発協力)として『バイオハザード CODE:Veronica』製作することになった。また『CODE:Veronica』の発売同時期に『2』と『3』もPS版新し要素加えてDC発売された。 『CODE:Veronicaに関しては、当時ゲーム開発部門統括していた岡本吉起が、発売当時雑誌インタビューで他機種に「移植はしない」と発言していた。しかし、セガ家庭用ゲーム機事業撤退決まった2001年春に追加要素加えた完全版」がDCPlayStation 2PS2)の2機種同時発売され、実質的にPS2への移植なされたDC版はPS2版に比べて定価1000円安く隠し要素出現条件など仕様有利に設定されているなどの配慮があった。 これより少し前の話として、『バイオハザード0』は、発表当初NINTENDO64N64)でのリリース予定されていた。これはN64末期『2』移植発売された後に最新作番外編)としてリリースされるはずだったが、N64からGCへの市場移行進められた事もありN64版開発中止日本国内におけるGC用ソフトとして発表され最初タイトルとなったまた、この時はGCへのシリーズ独占供給計画発表されていないPS2発売されしばらくして、『バイオハザード4』は公式にPS2開発されていることが公表された。その内開発中止となったバージョン一つが形を変えてPS2ソフト『デビルメイクライ』として発売された。しかし2001年9月13日任天堂新型ゲーム機ニンテンドーゲームキューブGC発売前日バイオハザード生みの親である三上真司によって、GCだけに今後バイオハザードシリーズ新作独占供給していく事業計画発表されPS2向けの『4』は開発中止となった三上は「ゲーム製作ストイックな任天堂感銘を受け、決断した」と語っており、この席には任天堂宮本茂まで招きその決意強さ示した以降GCへのバイオハザードプラットフォーム化の一環として初代『バイオハザード』任天堂技術協力の元、GCリメイクされ、『2』『3』『CODE:Veronica完全版)』も移植された。そして完全新作として、『0』『4』を発表したまた、任天堂への供給決定した背景として、当時開発チーム集めてアンケート行った結果個人的にPS2所持している者の大多数ゲーム機としてよりDVD再生機として使っていた(ゲームソフトよりDVD多く所有している)という事実により、PS2への見切り付けたという裏話もある。 GCでの独占供給以降売り上げ低下懸案事項となったシリーズだが、三上は「他の機種バイオハザード新作発売されたら腹切りますよ」と、当初公約継続力強く宣言していた。「公約破棄」は移籍発表時点から囁かれており、実際にガンサバイバー4』や『アウトブレイク』PS2出される度に公式発表で「正統シリーズGC独占」と念を押していた(ただし、『アウトブレイク』は「ネットワーク版」としてGC移籍前から発表済み)。しかし、2003年頃からバブル期行った不動産投資失敗大作ソフトが軒並み散々な結果終わったことからカプコン業績悪化し、「GCでは独占するが、次世代機では分からない」といったような弱気発言見受けられるようになった。そして2004年の秋、表向きは「より多くの人にプレイする機会供給したい」という理由ではあったが、GC版『4』が発売されるよりも前にPS2への移植発表された。このことはGCというハード自体末期であったことを考慮する必要があるその後PCへの移植発表された。2007年4月6日発売週刊ファミ通4/20号においてWii版『4』が発売されることが告知されたが、その誌面上で5年ぶりに三上が公式の場に現れGC版『4』とPS2版『4』を買ったユーザー双方対し謝罪コメント述べた以降は、PlayStation 3(PS3)・Xbox 360の2機種向けに『バイオハザード5』Wii向けに『クロニクルズシリーズ』やGC版移植作品など、様々なハードにシリーズ作品供給されるようになった

※この「供給媒体に関する経緯」の解説は、「バイオハザードシリーズ」の解説の一部です。
「供給媒体に関する経緯」を含む「バイオハザードシリーズ」の記事については、「バイオハザードシリーズ」の概要を参照ください。

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