主要建築物
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シャフリサブスには、ティムール朝時代以降の印象的な建築物が残っている。このことが評価され、ユネスコの世界遺産に登録された。その代表的なものを挙げる。 アクサライ宮殿 - ティムールの夏の王宮。またの名を白い宮殿と呼ばれるアク・サライ宮は、ティムールの建築物の中でも最も雄大である。1380年に征服したばかりのホラズム地方の職人をシャフリサブスに強制移住させ、建設が開始された。1405年に完成した往時のアク・サライ宮の入り口には50mほどの塔が建ち、屋上にはプールが設置されていた。現在では、宮殿は崩壊し、現存する2つの塔も崩れて38mの高さになっている。塔の内側は青と金色のタイル、装飾が落ちて露出したレンガがモザイク状になって壁面を飾っている。アク・サライ宮の上部には、「もしも、汝我が権力に挑むならば、この建物を見よ」という文字が述べられている。また、伝承によると、塔の左側には「スルタンはアラーの影である」、右側には「スルタンは影である」( 関治晃『ウズベキスタン シルクロードのオアシス』(東方出版, 2000年10月)、90頁より引用)と書かれ、右の塔の文で「アラー」の文字が抜かされていることに激怒したティムールは、職人を門の上から投げ落としたという。 ドルッテイロヴァット(瞑想の家)の建築群 - ティムールの孫ウルグ・ベクによって統合された建築物群金曜モスク - 1435年にウルグ・ベクが父シャー・ルフを偲ぶために建設した金曜モスクは、コク・グンバッズ・モスク(青色のドームを持つモスク)の名前で知られている。内部の壁面は、近世に修復されたフレスコ画で彩られている。 グンヴァズイ・サイダーン廟 - 1437年から1438年の間にウルグ・ベクによって、一族の墓所として建立された。廟内部の一番奥にあるコクダッシュ(青い石)という墓石には病気を治す効力があると信じられており、拝観者たちが石を触っていくために、石の表面には窪みができている。 シャムスッディーン・クラール廟 - 1374年にティムールが父タラガイと、ティムール親子が師事したスーフィーの聖者シャムスッディーン・クラールのために建てた墓所。最初タラガイの墓はキシュ近郊に建てられていたが、ティムールは安定した政権を築いた後、キシュに父の墓を移した。 権力の霊廟(ジャハーンギール廟) - Dorussiadatと呼ばれる権力の霊廟がコク・グンバッズ・モスクの傍らにある。1392年に建立されたこの霊廟にはティムールが最も寵愛した王子ジャハーンギールが眠る。隣接するモスクは、8世紀にイラクから来たイマームのハザーリーの墓と言い伝えられている。 ティムールの墓 - ハザーリーの傍らに、地下室へ続く壕が1943年に考古学調査で発見された。墓室は、一枚岩でできており、ティムールの墓の描写を指し示すものであった。しかし、ティムールは、サマルカンドに埋葬されているはずであり、シャフリサブスに埋葬はされていない。そういった点では不思議が残るものであり、シャフリサブスにあるティムールの墓には、2体の特定できない遺体が埋葬されてあった。 また、シャフリサブスでは、中世の浴場や18世紀のバザールの跡も発見されている。
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主要建築物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 17:34 UTC 版)
ここでは、すべて現存するか、あるいは上部構造がほとんど残っている建築物を挙げている。ビザンティン建築を代表するものであっても、基礎構造しか残っていないもの、内部空間を把握できないものは対象としていない。かっこ内は、建築物のある都市、建設された年代。現〜と表示しているものは、現在の名称。
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主要建築物
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「オリンダ (ブラジル)」の記事における「主要建築物」の解説
サン・フランシスコ修道院 - ブラジル・バロック様式の建築物である。 サン・ベント修道院(pt:Igreja e Mosteiro de São Bento (Olinda)) - 修道院の礼拝堂は、後期バロック建築による再建がなされた。
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主要建築物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/09 20:17 UTC 版)
ここでは、現存するか、あるいは上部構造がある程度残っている建築物を挙げている。基礎構造しか残っていないものや、構造および内部空間を把握できないものは対象としていない。かっこ内は、設計者、建築物のある都市、建設された年代。現〜と表示しているものは、現在の名称。
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