堅尼地道とは? わかりやすく解説

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堅尼地道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 11:34 UTC 版)

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Kennedy Road
堅尼地道
半山区中環付近を通る堅尼地道近中環向東望的車路
基本資料
総延長 2.6km
速度制限 50km/h
車線本数 両面通行
所在地域 中西区/湾仔区
起点 半山区上亜厘畢道/花園道
終点 湾仔皇后大道東
香港視覚芸術中心付近の堅尼地道
堅尼地道を跨ぐピークトラムの橋

堅尼地道(ケネディロード、英語: Kennedy Road)は、香港香港島にある湾仔及び金鐘半山区一帯を走る主要道路である。名称は第7代香港総督のアーサー・ケネディに因んでいる。

概要

堅尼地道は、東端を皇后大道東、西端を上亜厘畢道・花園道に接している。皇后大道東との交差点付近が傾斜路になっているほかは、山の等高線に沿ってつくられており、ほぼ平坦である。花園道近くでは、ピークトラムの線路の下をくぐっており、橋の高さが低いため、2階建てのバスは通過することができない。沿道は大部分が住宅地になっており、多数の学校も存在する。

歴史

堅尼地道は、皇后大道の山側に平行してつくられた2本目の主要道路であり、そのために「二馬路」と呼ばれることもあった。日本統治時代には、「東大正通」に改称された。1970年代末には、合和実業が合和中心を建設し、内部には皇后大道東出口と堅尼地道出口を結ぶ、市民も利用できるエレベーターが設置されており、上下を行き来するのに階段を使う必要はない。1985年10月7日には、中華バスが運行していた堅尼地道の唯一の路線である17番線が廃止となった。

将来

合和実業の主席の胡應湘は、堅尼地道沿いの合和中心にメガタワーホテルという70階建ての大型ホテルを建設する計画を発表した。しかし、地域住民の強い反対を受け、今なお香港都市計画委員会の承認を得ていない。

金鐘の正義道は、建設時から堅尼地道に接続する延伸予定地を確保しているが、今も完成には至っておらず、空き地状態が続いている。これは運輸局が反対したことに影響するもので、都市計画委員会は、土地を今後も確保すべきかどうか検討している[1]

主要建築物

  • セントジョセフズカレッジ
  • 香港公園
  • 香港視覚芸術中心
  • ピークトラム堅尼地道駅
  • 聖保羅男女中学
  • 合和中心
  • 電能実業本部「港燈中心」
  • 中国外交部駐港特派員公署
  • 雍仁会館
  • 嘉諾撒聖方済各書院
  • 香港鄧鏡波書院
  • 聖公会聖雅各小学

周辺道路

  • 花園道
  • 麦当奴道
  • 波老道
  • 宝雲径
  • 萬茂臺
  • 湾仔峡道
  • 皇后大道東

関連項目

  • 皇后大道(大馬路)
  • 宝雲道(三馬路)

出典




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