主要形式
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巡航戦車 ラム Mk.I 6ポンド砲搭載型が完成するまでの暫定として、バレンタイン歩兵戦車の2ポンド砲を流用して50輌が生産された。 巡航戦車 ラム Mk.II ジャイロ式安定装置を取り付けた6ポンド砲を搭載した。車体側面のドアや砲塔のピストルポートを廃止したり、車体下部に脱出ハッチを増設するなどの改良が行われている。 生産後期からは機銃塔が廃止され、車体上部の鋳造部分も形状が変更された。また、Canadian Dry Pin, CDPと呼ばれる全鋼製のシングルピン式履帯が採用された。CDP履帯は従来のM3リー/M4シャーマン用のダブルピン型履帯と比べると重量が半分程度に抑えられており、換装するだけで戦車全体の重量が減り、機動力や航続距離が増すという利点があった。
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「クルセーダー巡航戦車」の記事における「主要形式」の解説
クルセーダー I (巡航戦車 Mk.VI) 2ポンド砲を搭載。車体前部左側に1名用銃塔を持つが、問題が多く、後に撤去されたものが多い。乗員4-5名。クルセーダー I CS 近接支援型。2ポンド砲の代わりに3インチ榴弾砲を装備している。 クルセーダー II (巡航戦車 Mk.VI A) クルセーダー Iの車体前面および砲塔前面の装甲を強化した型。銃塔は同じく撤去されたものが多い。乗員4から5名。クルセーダー II CS 近接支援型。クルセーダーⅠCSと同じく2ポンド砲の代わりに3インチ榴弾砲を装備している。 クルセーダー III 6ポンド砲を搭載するために砲塔を若干拡大し、車体前面の装甲を51mmへ強化した、戦車型クルセーダーの最終形。6ポンド砲が砲塔内部を圧迫したため、砲塔乗員が戦車長と砲手の2名となった。これにより戦車長の指揮に支障をきたしたため、同じ部隊でクルセーダーIIが指揮戦車として引き続き運用された。乗員3名。1942年5月から生産され、第二次エル・アラメイン会戦から実戦投入された。
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