主要な依頼人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 16:05 UTC 版)
洋食店『ミツバチ』主人 妻・美恵子と2人の息子がいる。 料理の手抜きで店が繁盛せず、家賃を滞納したせいで立ち退きを迫られており、息子の願いから歳三に再建を頼む。 歳三の修行に屈しかけるも、給食のカレーを期待する児童達の声を聞き、やる気を取り戻した。 料理店『田中』の主人 どんぶり店『田中屋』主人の息子。 老舗の親子丼の店を持つ父親に反目し、親子丼以外の多彩な丼をメニューに据えたどんぶり店をオープンしたが、粗悪な作りで鳴かず飛ばずであった。 その後、修行と歳三の薫陶で偉大な父へのコンプレックスを払拭し、親子丼の名店として名を馳せている。 なお、依頼自体は父親が申し込んだものであり、報奨金も払う予定であったが、本人から徴収するとしてこれを断っている。 中華料理店『大龍軒』主人 オムライスを売りにした『キッチンアカシア亭』に嫌がらせを受けていたところ、息子から依頼を受けた歳三に助けられる。 中華料理店であるが、洋食料理人であった父親の得意料理で人気メニューであったオムライスが遺言によりメニューに残されており、これが原因で『アカシア亭』からの嫌がらせを受けていたこともあり、オムライスで再建をはかるために修行を行った。 木谷 元次(きたに もとつぐ) S県K市にある中華料理店『味楽園』の店長で、餃子の料理人。家族に娘とその娘の息子がいる。 元は県や市から表彰されるほどの料理人だったが、妻の死を機に腕を落とす。 当初は再建を突っぱねていたが、孫の『餃子が美味しくない』の一言で再建を決意する。 野崎 安彦(のざき やすひこ) 30年働いてきた会社を辞め、その退職金を元手にうどん店『さらりぃ麺』を開く。 自称『退職者援助会』の詐欺師に金を騙し取られるうえ、料理の腕も並の料理人に劣るため、客が寄り付かなくなる。 さらに闇金融の借金にも手を出したことで退職金のほとんどを失い、妻に去られたことで『さらりぃ麺』の閉店を余儀なくされる。 一縷の望みとして歳三に再建を依頼し、うどんの屋台を開いて再建し、妻も戻ってきた。 生来の泣き虫であり、事あるごとに涙を流していたが、修行後はヤクザ相手に啖呵を切り、自身の腕で店を守ることを決意するまでに心が成長した。 「喰いしん坊!」では、山梨県・甲府の大食いイベントでほうとうを提供した『さらりー麺』の店主として登場している。 本城 剛太(ほんじょう ごうた) 『本丸食堂』の亡き店主、本城豊吉の息子。 板前修業を10年しており腕は確かだが、荒っぽく喧嘩っ早く酒癖も悪い放蕩息子。 豆腐料理対決で歳三に破れ、本丸食堂で売られている駅弁の再建に臨む。 極度の高所恐怖症であり、修行当初は目を回して気絶していた。 海遊亭いわし(かいゆうてい -) ハンバーグ専門店『いわし亭』の店主。 元々は落語家であり、テレビ企画の芸能人料理コンテストで優勝したことを契機に店を開く。 驕りと怠惰を師匠である海遊亭鯛吉に忠告されたが聞く耳を持たず、歳三の予言通り半月で客足が途絶えてしまう。 その後はなぜハンバーグの店を開いたかを思い出し、心を入れ替え修行していわしハンバーグ専門店として復活。 鯛吉より料理人の真打ちとして認めてもらった。 島原 亜希(しまばら あき) チャンポン屋『出島屋』店主の女性。 暴漢に襲われていたところをオランダ人のピーターに助けてもらい、その縁で共に出島屋の再建に乗り出すことになる。 当初は再建請負人『味小路鉄人』に再建を依頼したが、歳三が鉄人のチャンポンの欠点を見抜き再建を中止させる。 その後は自身が料理を始めたきっかけを再認識し、ピーターとともにラーメン屋として再出発を目指した。 再建過程で父親によって店の玄関部分が取り壊されてしまい、テントを張っていたが、後に店が登場した際は修繕されていた。
※この「主要な依頼人」の解説は、「食キング」の解説の一部です。
「主要な依頼人」を含む「食キング」の記事については、「食キング」の概要を参照ください。
- 主要な依頼人のページへのリンク