いで立ち

デジタル大辞泉

いで‐たち【^▽出で立ち】

読み方：いでたち

１ 旅立ち。出立(しゅったつ)。門出(かどで)。「—を見送る」

２ 旅立ち、出陣などふだんと違った身ごしらえをすること。また、その身ごしらえ。「ものものしい—」

３ 門を出た所。門前。

「わが二人見し—の百枝槻(ももえつき)の木」〈万・二一三〉

４ 旅立ちのさいの食事。送別の宴会。

「あすの—の残りを詰める」〈浄・盛衰記〉

５ 旅立ちなどの晴れの行事の準備。

「ただ京の—をすれど」〈源・玉鬘〉

６ 立身出世。栄達。

「大臣の後にて—もすべかりける人の」〈源・若紫〉

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「いで立ち」の例文・使い方・用例・文例

• こう言って彼女は急いで立ち去った
• 彼はその町を急いで立ち去った。
• 彼は急いで立ち去った。
• 彼はさよならもいわないで立ち去った。
• 若い男は急いで立ち上がり、二、三の言葉をどもってたちまち行ってしまった。
• その借家人は家賃不払いで立ち退かされた.
• 帽子を手に取って急いで立ち去った.
• 彼は私には一瞥もくれないで立ち去った.