一枚目の地図(ファーストシート)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/29 04:23 UTC 版)
「マップス ネクストシート」の記事における「一枚目の地図(ファーストシート)」の解説
かつて銀河統一の切っ掛けとなり、伝承族の「銀河砲計画」を阻止した。「勇者ダイナック・ゲン」その人とその船「リプミラ号」の頭脳体リプミラ・グァイス。 およそ60年ぶりに銀河に帰って来たらしいが、間違えて「デス銀河」に辿り着いてしまう。生命の存在しない銀河に困惑している最中、ズザンガディクスによってリプミラの体に「一枚目の地図」が埋め込まれてしまい、その謎を解く為に行動している。 実は大戦直後、自力での帰還は不可能と判断して超長期冬眠していたが、目を覚ました時には「85億年」も経っており、救助してくれた異星人の進言によって探し出した「過去に潜る者(バイ・ゴウン・ダイバー、所謂タイムマシン)」を使って帰って来た。 上辺の言葉など信じず、「行動とそれに秘めた意志」のみを信用する。 十鬼島ゲン 銀河大戦の英雄。大戦以降は行方不明になっていた。生身の人間ながら「常人の256倍」の力を発揮できる。 七勇太から麻生河家・十鬼島家・君塚家の顛末を聞かされ(別の歴史とはいえ一度は結婚した自分と星見が離婚したこと、しかもよりにもよって星見の側から三行半を突きつけられたことに対して)本気でヘコんでしまう。 ズザンガディクスの計画を知らされた後、銀河を守るために七勇太と戦う。その際、「プランC´(自分たちが「あえてブウアーとなり」その結果を踏まえたやり直しを七勇太に任せる)」を計画し、ネムローネをネクシート号に忍び込ませていたが、ズザンガディクスの計略で本来なら七勇太らを守って過去へ飛ぶはずだったネムローネが京と共に過去へ。京を失ったことで激昂した七勇太の前に敗れ、宇宙に散った。ズザンガディクス曰く、『勝つこと前提で戦っていたものと、勝つために必死だったものの差』だった。 実は光速の預言者に救出されており、ズザンガディクスとの決戦の際に修復されたリプミラ号に乗り伝承族を引き連れて参戦。大きすぎる戦力差をひっくり返すきっかけを作った。 その後銀河を引き離す作業をしている七勇太らを救うためにズザンガディクスの攻撃をその身で受け止める。ダメージをネムローネによる時間の巻き戻しにより壊れた部分をかたっぱしからなかったことにするという荒業で耐えきり、限界寸前で決着を七勇太に託して過去へと消えた。 七勇太らが帰ってきたころには既に帰還しているはずなのだが、ツキメらに顔は出していないとのこと。ツキメ曰く、「こっちに顔出せないようなやっかいな事件にでも巻き込まれているんだろう」とのこと。 リプミラ・グァイス ゲンの持ち船であるリプミラ号の頭脳体。ミュズとは違ってナイスボディ。 「デス銀河」内でミュズ達と同じく「三つのコンパス」を見つけていたが、伝承族の作った物なんぞホイホイ使えないと偶々所持していた「大容量空きディスク(星図)」に保存していた。自身のデータから生み出されたミュズとはすぐに仲良くなっていったが、「お母さん」呼ばわりされるのは不本意だったらしい。 ネムローネ 光速の予言者との戦いの後、船体の修復と休養をかねて立ち寄った「惑星キャンプ(七勇太たち命名)」でちょろちょろ出没するようになった少女。 実は彼女こそが、ゲンたちが見つけ出した生体タイムマシン型ビメイダー「バイ・ゴウン・ダイバー」その物だった。時間を越える能力を持っているが、あくまでも「過去への一方通行」であり、一度に遡れる時間も安定していない(短いと数日、長いと万〜億年単位で跳んでしまう)。本人も少々頭が弱く受けた指示をちゃんと覚えていない。 ゲンたちの指示でネクシート号に乗り込んでいたが、京が攻撃に巻き込まれた際に、彼女と共にとっさに2万2000年前に跳んでしまい、京と共に銀河系外を漂っていたが「さまよえる星人」に回収され、蘇生した。 その後2万年の間「さまよえる星人」「さまよえる狩人」として行動し、成長した姿がオグマだった。なんでも成長するのは時空エネルギーの蓄積による副作用らしく次に跳ぶ際にはどれだけの時を遡るか予測がつかないとのこと。 リプミラ号がネクシート号の盾になりズザンガディクスの攻撃を防いだ際に時の巻き戻しによって機体の崩壊を防いでいたが、かなりエネルギーを消耗するらしく、限界になり過去に飛ぶ際には元のネムローネのサイズに戻ってしまっていた。
※この「一枚目の地図(ファーストシート)」の解説は、「マップス ネクストシート」の解説の一部です。
「一枚目の地図(ファーストシート)」を含む「マップス ネクストシート」の記事については、「マップス ネクストシート」の概要を参照ください。
- 一枚目の地図のページへのリンク