ログナー侯爵家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:07 UTC 版)
「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事における「ログナー侯爵家」の解説
ゲルハルト・ログナー 登場作:「閃II」 ログナー侯爵家の当主(ログナー侯爵)で、エレボニア帝国北部にあるノルティア州の統括者(領主)。ゲーム本編では基本的に「ログナー侯」と呼ばれている。 来歴 「閃I」 - 直接の登場はしない。ガレリア要塞とザクセン鉱山での働きを認められたリィンらVII組がバルフレイム宮でユーゲントIII世に拝謁した際に、対面した人物の一人として語られている。幕間では、アンゼリカがザクセン鉱山に介入したことに怒り、トールズ士官学院の退学届を無断で提出してしまう。 「閃II」 - 内戦が始まると、貴族連合が帝都を占領したことには後ろめたさを感じていたこともあり、反発するアンゼリカには「お前が正しいと主張するなら俺を力ずくで納得させてみせろ!」と言って家からの出奔を妨げず、自らは《黒龍関(こくりゅうぜき)》で領邦軍の指揮を執る。中盤にアンゼリカと機甲兵を使っての壮絶な親子喧嘩をした末に敗北し、和解したことで貴族連合を離脱して中立を宣言した。内戦後は、臨時の領邦会議が開かれ戦後処理や査問が始まったカイエン公とアルバレア公に対する処遇などをルーファスやハイアームズ侯と話し合う予定であることが語られている。 「閃III」 - 登場はしない。内戦で貴族連合に加担したことに対しての謹慎を未だに続けており、内戦の翌々年の領邦会議にも参加をせず、アンゼリカに名代を頼む。ユーゲントIII世からは復帰を望まれている。 「閃IV」 - 登場はしない。カレイジャスIIの建造にあたって資金提供を行った一人であると語られている。 人物 非常に強い気性の持ち主で、領地内で問題が起きた際は強行的な対応を好む傾向があるとされる。有事の際には先頭に立って指揮するなど貴族派きっての武闘派であり、州都である鋼都ルーレのラインフォルト社やルーレ工科大学から得た最新鋭の兵器を精力的に導入している。娘のアンゼリカの奔放な生き方には手を焼いており、VII組の特別実習先であるルーレで帝国解放戦線との動乱に彼女が介入したことに怒り、トールズ士官学院から退学させて実家に連れ戻している。ただ、お見合いを条件として学院祭に行くことを許すなど、基本的には親バカである。 貴族派(貴族連合)では中核を担っているとともに、強硬派として知られ、オズボーンら革新派に対する敵対心を強く持っている。一方、皇族に対する忠誠心は決して低くないため、帝都を占領したことは内戦の間から後ろめたく思っており、内戦終結後は内戦中にユーゲントIII世らを軟禁したことに後ろめたさを感じており、自主的に謹慎を続けている。 アンゼリカ・ログナー ゲルハルトの長女。詳細は#アンゼリカ・ログナーを参照。 ハイデル・ログナー 登場作:「閃II」 ゲルハルトの弟で、アンゼリカの叔父。ラインフォルトグループの《第一製作所》の取締役を務めている。 四大名門に連なる貴族であることを鼻にかけており、自分より身分や権威が下の者に対しては高圧かつ傲慢な態度で接する一方、権威が上の者には頭が上がらずこびへつらうなど、根は卑屈な小心者。ゲルハルトやアンゼリカとは折り合いが悪く、2人のことを揃って「無意味なプライドで自分を縛っている」と見下している。 「閃I」では、《第一製作所》による鉄鉱石横流しに関与していることが語られている。 「閃II」では、貴族連合が発足し、ルーレが貴族派によって制圧されて以降、会長であるイリーナを病気という名目で軟禁してラインフォルト社を実質的に乗っ取る。ラインフォルト家の居住区画にまで上がり込んで好き放題していたが、リィンやアリサ、アンゼリカたちの活躍によってイリーナを解放され、本社に乗り込まれて追い詰められると、《風の剣聖》のデータをインプットした人形兵器《レジェネンコフ零式》を繰り出すも撃破され、敗北する。イリーナに対し、貴族連合にすべての責任を転嫁して言い逃れようとするものの、先述の好き勝手を知った彼女から制裁されて拘束される。
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