ルール面とは? わかりやすく解説

ルール面

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 09:31 UTC 版)

ドカベン」の記事における「ルール面」の解説

山田達の2年夏の県予選、対白新高校戦で描かれた、「ルールブック盲点1点」のエピソード一死満塁スクイズプレイ崩れ併殺チェンジのはずが明訓1点得点)は、当時現役プロ野球選手でも理解できず、「いい加減なことを書くな」と抗議が来たほどだった。しかし、後にルールとして正しいことが判明野球漫画としての水島名を上げることになった。現在でもしばしば野球アピールプレイ説明のために引用される。なお、「ルールブック盲点」とは言うが、公認野球規則不備ではなく、「意外に知られていないルール」という意味合いである。 山田達の2年夏の甲子園大会、対ブルートレイン学園(以下BT学園)戦では、安全進塁権に関するエピソード描かれている。BT学園1点リード迎えた8回裏BT学園打者打球左中間の深い位置に飛ぶ大飛球だったが、センター山岡はこの打球自分グラブ投げつけて止めてしまう。同時にこの打球追っていたレフト微笑をはじめ、明訓守備陣はこれをエンタイトル三塁打勘違いしていた。既に三塁回っていた三塁打だと思い腹いせ本塁踏みつけ三塁戻ろうとするが、球審ホームイン認める。即ち、グラブ当てて打球止めた場合安全進塁権として走者3つの進塁与えられ且つボールインプレイなので、本塁踏み付け正規本塁触れた安全進塁権によって三塁まで進んだのち、アウトになるリスク賭してさらに本塁への進塁試み生還した)ものと見做される。 以上のように野球に関してルール熟知した描写見られるが、初期柔道編では山田と賀間との決勝戦押さえ込み25秒の技あり取らずその時点で山田合わせ技一本勝利しているはず)、技ありによる優勢勝ち取らず(賀間も押さえ込み技あり取っている可能性があるが、山田押さえ解いている可能性があり、審判ポイント宣告していない)に引き分け再試合にしているなど、競技への取材不足している部分多々見られる実際水島柔道知識が全く無く出版社から柔道マンガ連載依頼され困惑していた。しかし大阪でのサイン会同席した永井豪に「柔道マンガ始めて途中から(得意な)野球マンガ変えちゃえば良いじゃない連載がいったん始まってしまえば編集よりマンガ家の方が強い。人気出てしまえば編集は何も言わなくなるよ。」とそそのかされたという。 山田達の2年春の甲子園大会で土佐丸高校犬神了が殿馬の打球を捕った時、さらに夏の予選東海高校雪村山田打球を捕った時など、捕球した野手スタンドまたはラッキーゾーン落ちた場合、これを「ホームラン」としているのは誤りである。ルール上は当時も現在もキャッチ時点打者アウトで、その後のスタンド・ラッキーゾーン転落ボールデッドとなり、無死もしくは一死であれば走者投球当時占有塁から1つ進塁できる。続編の「スーパースターズ」編では同様のプレイ正確な判定をしている。

※この「ルール面」の解説は、「ドカベン」の解説の一部です。
「ルール面」を含む「ドカベン」の記事については、「ドカベン」の概要を参照ください。

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