リーグの拡張
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「1970-1971シーズンのNBA」の記事における「リーグの拡張」の解説
1960年代はベトナム戦争の激化、公民権運動の活発化などの政情不安がアメリカを覆った時代であり、人々は世の中に広がる閉塞感から逃れるため、積極的に娯楽を求めた。その結果アメリカではプロスポーツブームが起こり、各プロリーグは大きな成長を見せ、バスケ界ではABAの誕生を促したが、なかでもNBAの成長は目覚しいものがあった。 このシーズンの5年前である1965年当時、NBAには9チームが所属しており、登録されている選手数は108人、リーグ全体の試合数は360試合だった。そしてNBAはその後の5年間で著しい発展を遂げ、このシーズンには新たにポートランド・トレイルブレイザーズ、バッファロー・ブレーブス(後のロサンゼルス・クリッパーズ)、クリーブランド・キャバリアーズが創設され、チーム数は17となり、BAAがNBLを吸収してNBAとなった1949年の数字まで回復した。登録選手数は204人、総試合数は697試合にまで増加した。NBAは僅か5年の間で、その規模をほぼ倍にまで拡張したのである。観客動員数も飛躍的に伸び、1965-66シーズンの観客動員数は200万人強だったのが、このシーズンには500万人を突破した。冬の1950年代を過ごしたNBAにとって1960年代後半はまさに高度成長の時代だった。 しかしNBAの高度成長はこの年を境に頭打ちとなる。ABAとの競争の加熱による疲弊と、リーグの強引な拡大策が市場への供給過剰に繋がり、さらにスキャンダルが追い討ちとなり、NBAは再び冬の時代となる1970年代へと突入していくのである。
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リーグの拡張
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「ジャパン・バスケットボールリーグ」の記事における「リーグの拡張」の解説
2017-18シーズンよりB3リーグへ加盟するクラブの公募が予定されている。同シーズンに対象となっていたクラブは以下の通り。 第12回全日本社会人バスケットボール選手権大会に出場するクラブ 2015-2016シーズンにNBL、NBDLまたはTKbjリーグに加盟していたクラブ 和歌山トライアンズ 募集は2016年7月中旬から9月末まで行い、10月に新たに加盟するクラブを決めるとしていた。その後、和歌山から申請があったB3参入について審査した結果、2017-18シーズンの参加については参入を認めないが、今後も継続審議として2018-19シーズンからの新規参入の審査対象とすることが発表された。 なお2018年までに社会人リーグ(4部以下相当の実業団・クラブ連盟など)を再編し、B3リーグとの入れ替えを行えるよう検討している。その後、2018-19シーズンからの新規参加については、原則として「社会人選手権プレ大会」に出場したクラブを対象とする(2017-18シーズンのB3昇格が保留となった和歌山トライアンズについても審査の対象とする)こと、2019-20年シーズン以後は「日本社会人バスケットボール連盟」から推薦されたクラブについてB3への参入を認めるとしている。 B3リーグの方向性については2024-25シーズンからバスケットボールクラブ運営を主たる業務としている運営法人(以下「プロクラブ」)のみが加盟できるリーグへ移行する。そしてB3リーグへの新規入会は、2022年7月1日までの申請が最終となる。新たな入会申請受付の再開時期は今後検討する。 2021年7月1日申請(2022-23シーズンより参戦) 2022年7月1日申請(2023-24シーズンより参戦) B3リーグ所属クラブ数の上限を原則18クラブとする。
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