ムンドゥスが生み出した存在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/14 00:42 UTC 版)
「ムンドゥス」の記事における「ムンドゥスが生み出した存在」の解説
ムンドゥスは無から万物を創造することができ、様々な悪魔や兵器を生み出している。各作品においてもムンドゥスが生み出した悪魔が敵キャラクターとして幾度か登場している。 トリッシュ 『1』にて初登場。ダンテの母エヴァに似せて生み出した悪魔。電撃を操る能力を持つ。『1』の事件以降は改心し、ダンテの相棒となる。 ナイトメア 『1』に登場するスライムのようなボスキャラクター。ムンドゥスが生み出した生体兵器。また、作中ではより小型化されたナイトメアβ、ナイトメアγが魔具として登場している。『5』の前日譚である『Visions of V』にて、かつてムンドゥスが食した禁断の果実の残りをコアとして生み出された事が判明した。当初作品がバイオハザード4として製作されていた段階ではミサイルサイロ基地に登場するクリーチャーで、スライム状のウィルスを内包した蛹のような殻が割れ、主人公に迫り来るという展開が予定されていた。 ブレイド 『1』『2』に登場するトカゲのような悪魔。頭部には兜を、腕には盾を装備している。指の爪は相手に向けて飛ばすこともでき、さらに地中を高速で掘り進む能力を持つ。色違いの大型個体も登場する他、水中にも登場する。設定資料集『3・1・4・2グラフィックアーツ』では、当初『1』がまだバイオハザード4として製作されていた段階ではバイオハザードシリーズに登場する『ハンター』の亜種としてデザインされていたが、作品の企画変更に伴い兜と盾を装備した現在の姿となった事が明かされている。 フロスト 『1』『4』に登場する魔界の精鋭である白い悪魔。ブレイドが大型化したような姿をしている。氷を操る能力を持ち、体を氷の粒子に変化させて瞬間移動することができる他、窮地に陥ると自身を氷で覆い、体力を回復する。多少の攻撃を受けても怯まないスーパーアーマーを持ち、設定上では絶対零度にまで達する超低温を操り、マグマの熱にも余裕で耐えられる程の強敵だが、それを上回る火力のイフリートの業火には非常に弱い。ダメージを与えると右腕を破壊でき、一部の攻撃の手数を減らすことができる。 『4』に登場する個体は右腕が巨大な氷塊で形成されており、右腕の破壊が視覚的に分かりやすくなっている。『1』に登場したものと比べて瞬間移動の攻撃判定が無くなっており、ネロのレッドクィーンのイクシードに弱くなっているなど耐熱性もやや弱体化している。 アサルト 『4』に登場するトカゲのような悪魔で、ブレイドの強化個体。暴風を操る能力を持つ。攻撃手段等はブレイドとほぼ共通しているものの、腕を花弁状に展開させて暴風を発生させ撃ちだす、空中を高速回転しながらの突進など、新たな攻撃が増えている。頭部側面にはエリマキをもち、兜を破壊すると展開する。 『4』の小説版では本編開始の1か月前に突如として市街地に出現して死傷者を出し、ネロの右腕を負傷させている。この事件により魔剣教団はこの悪魔を『強襲』を意味するアサルトと名付けた。 ブリッツ 『4』に登場するブレイドやフロストの亜種で、雷撃を操る能力を持つ。体は常に放電しており、近距離攻撃では逆にダメージを受けてしまう。ある程度のダメージを与えると無力化させることができるが、時間の経過によって再び電撃を纏うようになる。さらに窮地に陥ると赤い電撃を纏った暴走状態に突入、最終的には自爆する。暴走中にはプレイヤーを道連れにしようと突進してくる場合もある。 強大な戦闘力を誇る反面、視力を持たないため、プレイヤー以外の悪魔も無差別に攻撃するという特徴を持つ。 リバイアサン 『3』に登場する巨大なクジラのような悪魔。その体内は地獄の一つである嫉妬地獄に通じているとされる。古代の悪魔崇拝者が建造した塔テメンニグルと共に封印されていた。塔の封印が解かれると同時に、リバイアサンもまた解き放たれ、塔の周囲を飛び回るようになった。作中のサブメニューのエネミーデータより、ムンドゥスに生み出された生体兵器であることが判明している。作中では体内がステージとして、リバイアサンの心臓、肺がボスとして登場するが、心臓の殻の表面の模様や魔力を吸収する能力等『1』のナイトメアとの共通点が見受けられる。
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