ムンドゥット仏教僧院
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「ムンドゥット寺院」の記事における「ムンドゥット仏教僧院」の解説
ムンドゥット寺院遺跡の寺苑のすぐ外側には、ムンドゥット仏教僧院(尼: Wihara Buddha Mendut、ムンドゥット・モナストリー、英: Mendut Buddhist Monastery)がある。この仏教僧院(ウィハーラ、尼: Wihara)は、かつてカトリックの僧院であったが、1950年代に人の手に渡るようになると、仏教団体により土地が買われ、仏教僧院が創設された。当初は竹材による粗末な建物であったが、1994年より徐々に改築され、およそ1ヘクタールを占める仏教僧院の境内には、蓮池や菩提樹の茂る庭、寮、および仏塔(ストゥーパ)群や菩薩立像などがある。そのほかプンドポ(英語版)(尼: Pendopo)様式の屋根を架した小堂に1体の釈迦牟尼仏像があり、この御影石(花崗岩)による坐像は、2002年に日本の寺院より寄贈されたものといわれる。また、ムンドゥット寺院遺跡は、政府により管理・保全がなされているが、年に数回、この僧院による祭祀が行なわれている。
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