ホーム使用状況の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 10:00 UTC 版)
国鉄(現・JR東日本)の駅は1960年代中に1 - 10番線まで供用されるようになった。以下に以降の各ホームの使用状況変遷を挙げる。 第1ホーム(現1・2番線)第2ホーム(現3・4番線)仮設ホーム(現5・6番線)第3ホーム(現7・8番線)第4ホーム(現9・10番線)第5ホーム(現11・12番線)第6ホーム(現13・14番線)第7ホーム(現15・16番線)- 1986年(昭和61年)3月2日未設置 未設置 未設置 1・2番線■中央線特急 3・4番線■中央線快速(上) 5・6番線■中央線快速(下) 7・8番線■中央・総武線各停(東)■山手線(内) 9・10番線■山手線(外)■中央・総武線各停(西) 1986年(昭和61年)3月3日 -1・2番線■埼京線 3・4番線■中央線特急 5・6番線■中央線快速(上) 7・8番線■中央線快速(下) 9・10番線■中央・総武線各停(東)■山手線(内) 11・12番線■山手線(外)■中央・総武線各停(西) 1991年(平成3年)3月19日 -3・4番線■成田エクスプレス 5・6番線■中央線特急 7・8番線■中央線快速(上) 9・10番線■中央線快速(下) 11・12番線■中央・総武線各停(東)■山手線(内) 13・14番線■山手線(外)■中央・総武線各停(西) 1995年(平成7年)12月1日 -3・4番線■埼京線■宇都宮線・高崎線■成田エクスプレス 2001年(平成13年)12月1日 -1・2番線■埼京線■■湘南新宿ライン 3・4番線■埼京線■■湘南新宿ライン■成田エクスプレス 2003年(平成15年)2月1日 -5・6番線■中央線特急 ■工事 2004年(平成16年)9月25日 -7・8番線■中央線快速(上) ■工事 2006年(平成18年)3月18日 -3・4番線■埼京線■■湘南新宿ライン■東武線直通特急■成田エクスプレス 2006年(平成18年)4月16日 -9・10番線■中央線快速(下) ■工事 2007年(平成19年)3月18日 -13・14番線■中央・総武線各停(東)■山手線(内) 15・16番線■山手線(外)■中央・総武線各停(西) 2007年(平成19年)4月15日 -■工事 11・12番線■中央線快速(下) 2007年(平成19年)11月25日 -5・6番線■一部の列車 9・10番線■中央線特急 2008年(平成20年)3月15日 -3・4番線■埼京線■■湘南新宿ライン 5・6番線■東武線直通特急■成田エクスプレス 1986年(昭和61年)に埼京線を当駅に延伸するため、現在の1・2番線の場所に1面2線のホームを設置したが、当時の国鉄では「番線は駅長室に近い方(当駅は東側)から番号を振る」という方針だったため、上記5つのホームすべての番線をずらすことになった。約20年ぶりの番線変更でもあり、のりばを番線で覚えていた利用者は混乱した。 さらに、1991年(平成3年)の「成田エクスプレス」運転開始で当駅が始発駅となったために、第2ホーム(現3・4番線)が新設された。その後の中央線特急ホームの改良工事により、2003年(平成15年)にその機能は代々木寄りに新設された仮設ホーム(現5・6番線)へと移行され、改良工事中だった第3ホームは2004年(平成16年)に中央線快速上り用(現7・8番線)となり、同時にそれまで中央線快速上り用だった第4ホームの工事を行った。このホームは2006年(平成18年)4月16日から中央線快速下り用(新9・10番線)となり、元の中央快速下り用であった第5ホーム(旧9・10番線)の工事を行い、2007年(平成19年)4月15日の工事で再び中央線快速下りは同ホームを新11・12番線として使用するようになった。第4ホームは再び工事されたあと、同年11月25日に中央線特急ホームとして使用されるようになった。また、5・6番線は従来は中央線特急ホームとして使われてきたが、同日より9・10番線に移転したため、5・6番線ホームは「ホームライナー小田原」やごく一部の「あずさ」の終着、「かいじ」の全列車、高崎線・宇都宮線方面の特急やライナーなどに使われていた。2008年(平成20年)3月15日のダイヤ改正以降は、「成田エクスプレス」の全列車と、東海道・宇都宮・高崎線方面のライナー・特急の多くの列車が発着するようになっている。なお、駅名標の両隣の駅は池袋駅と渋谷駅であり、湘南新宿ラインにおける隣の駅に準拠している。なお、帯中央の色は青色とオレンジ色で、成田エクスプレスと東武線直通特急の案内色と重なる。 湘南新宿ラインが登場した当初は、1・2番線が15両編成に対応していなかったのに対し、3・4番線は湘南新宿ラインの開業前から「成田エクスプレス」や東海道線・宇都宮線・高崎線に直通する特急列車および宇都宮線・高崎線に直通する普通列車の発着に使われており、15両編成に対応していた。そのため、1・2番線は埼京線の専用ホームとして使用され、湘南新宿ラインは進行方向にかかわらず3・4番線から発車していた。しかし、3・4番線は前述の各種列車や恵比寿方面からの埼京線にも使われていたため、増発が困難となっていた。さらに南行の列車でも4番線から発車するものもあったため、同じホームから北行の列車と南行の列車が発着するため利用客が混乱した。このため、1・2番線も15両編成対応とし湘南新宿ラインも発着できるようにした。2008年(平成20年)3月15日現在は、南行の湘南新宿ラインと南行の埼京線が1番線、新宿折り返しの埼京線が2・3番線、北行の湘南新宿ラインと北行の埼京線が4番線を使用している。ただし、1 - 4番線は運転系統が複雑なため、より多くの情報を表示できるような横幅の広い発車標が設置されている(1・2番線は新設当初反転フラップ式案内表示機を設置し、のちに中型のLED式発車標を新設、その後反転フラップ式の発車標も中型のLED式のものに置き換えた)。
※この「ホーム使用状況の変遷」の解説は、「新宿駅」の解説の一部です。
「ホーム使用状況の変遷」を含む「新宿駅」の記事については、「新宿駅」の概要を参照ください。
- ホーム使用状況の変遷のページへのリンク