フィジカルメール(旧称・フィジカルワープロ)(PHYSICAL MAIL/PHYSICAL WORD PROSESSOR)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 07:48 UTC 版)
「東京フレンドパークのアトラクション一覧」の記事における「フィジカルメール(旧称・フィジカルワープロ)(PHYSICAL MAIL/PHYSICAL WORD PROSESSOR)」の解説
ルール 1994年秋頃より登場したアトラクション。立てて置かれた人の背丈ほどの巨大なJIS配列のキーボードを2人で操作して、モニターに表示される穴埋め問題(例題:「関口宏の『?』フレンドパーク ドラマ大集合スペシャル!!」)の答えの言葉(例題の正解:『東京(とうきょう)』)の文字を打ち込む。入力方法はローマ字ではなく仮名で入力。「が」「ぱ」などの濁音・半濁音の文字は、文字キーで文字を打ってから濁点・半濁点キーを押す。「ゃ」「ゅ」「ょ」「っ」などの小文字は、1人がシフトキーを押しながら、もう1人が文字キーを打つ。モニター前には大きなボタンの送信(ワープロ時代は『確定』)・削除・変換キーがあり、解答のかな入力が終了したら変換キーを数回押して正しい漢字に変換し、変換ができたら送信キーを押して正誤判定される(この一連の動作は2人で分担することが多い)。文字を打ち間違ったら削除キーで文字を削除し、変換中に入力し直す場合は削除キーを押して入力状態に戻す。TFP2021冬ではテーマが選べる。 観客が答えや文字キーの位置、入力ミスを教えることが認められており、支配人・副支配人・応援団長(小林(日曜劇場チーム)・石塚(火曜ドラマチーム)・恵(金曜ドラマチーム))も教えることがある。出題内容は慣用句や一般常識、放送当時の時事問題が主で誰でも答えが分かるような簡単な問題であるが、稀にゲストが答えを知らない場合がありその場合も観客の指示を聞いて解答することが認められる。 TFP2019冬からは、キーボードのボタンが6面タッチパネル、送信・削除・変換キーが通常のプラスチックボタンとなり、タイムオーバーになると、画面がデジタルキーボードから『NOT CLEAR』に変わる。TFP2020冬では、キーボードに挑戦者の表情を映すカメラが付いている。 クリアポイント 3分間で9問正解。スペシャルでは4分間で12問正解。 備考 ゲームの性質上、変換の言葉のリストは「とうきょう」→「投教」など普通のワープロでは出て来ないような漢字の組み合わせが出る事があり、正解の言葉が変換リストの最後に設定されていることが大半。そのため、正解の言葉を過ぎてしまうと戻ることが出来ないので、再び正解の言葉を探し出さなければならないタイムロスになる。 確定・削除・変換キーしか無いため、文字の打ち間違いに気付くのが遅れると、削除キーで打ち間違えた以降の文字も含めて削除しなければならない。また「ず」や「づ」といった同じ読みでの打ち間違い、余計な文字の打ち間違いで意味の通じない言葉の状態で変換キーを押すと、反転カーソルの文字が含まれる意味不明な間違い変換がされる事があり、打ち直さなければならなくなってしまう。更に問題文が「高校野球が行われる球場は『?』園」などとなっている場合、思わず「甲子園」と思ってしまいがちだが、既に問題文に「園」が出ているので「甲子(こうし)」だけで解答しなけらばならず、「甲子園(こうしえん)」と解答してしまうと不正解になる。「甲子園」は意味不明な言葉では無いため、変換しても普通に「甲子園」と表示されて反転カーソルは出ず、不正解で有ることに気付き難い。これら3つの事態が起こると大きなタイムロスになるため、観客の指示を聞くことが重要になる。 2003年9月29日のスペシャルから、「フィジカルワープロ」から「フィジカルメール」と改題され、確定キーが送信キーに変わるなど、アトラクションが大幅にリニューアルされた。 番組初期、アトラクション開始前のルール説明において夢工場ドキドキパニックおよびスーパーマリオUSAの地上BGMが使用されていた。
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