ヒプノック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:13 UTC 版)
「鳥竜種 (モンスターハンターシリーズ)」の記事における「ヒプノック」の解説
別称:眠鳥(みんちょう)/(繁殖期)蒼眠鳥(そうみんちょう)/(希少種)蒼白眠鳥(そうはくみんちょう) 登場作品(原種):MHP2G/MHF(サービス開始時より) 登場作品(繁殖期):MHF 登場作品(希少種):MHF 作品中の分類:竜盤目鳥脚亜目鳥竜下目ヒプノック科 全長:約835センチメートル/全高:約408センチメートル/脚裏のサイズ:約148センチメートル テーマ曲:樹海の眠鳥(MHF-MHP2G) 橙色の羽毛や鋭い嘴を持ち、他の鳥竜種よりも鳥類に近い姿をしている。ただし鳥とは異なり、翼は羽毛ではなく皮膜でできている。尾の付け根には七面鳥のような広がった飾り羽根を持ち、敵を発見するとこれを逆立てて威嚇するが、弱ってくると畳んでしまう。『ハンター大全』に掲載されている大型鳥竜種の先祖「ボルドル」と容姿の共通点があり、『MHF アニバーサリー2012 プレミアムパッケージ』に付属した資料設定集では実際にヒプノックの元デザインであると言及されている。なお、コンシューマシリーズ側では「ヒプノック」が初登場したのはMHP2Gであると記載されることが多いが、実際の初登場はMHFである。 温暖な気候を好むことから主に樹海に生息し、砂漠や密林でも目撃されている。天敵の撃退や獲物の無力化のために睡眠効果のあるガスを吐くが、この睡眠ガスは餌として食べたネムリ草や眠魚によるもので、剥ぎ取りや報酬でこれらの素材が手に入ることがある。 MHP2Gでは脚力を活かした跳び蹴りをしてくる。また、睡眠効果のあるガスを吐く。 繁殖期になると求愛のために蒼みがかった色をした羽毛に生え変わり、気性も非常に荒くなっている。他のモンスターでいうところのいわゆる「亜種」と呼称される存在に近い。 希少種は蒼白色の羽毛を持ち、寒冷期の樹海頂部でのみ姿が確認されているとされている。上空からの急降下キックや足踏み攻撃は地面に振動を起こし、その振動でバランスを崩したハンターに跳び蹴りを繰り出すコンボ攻撃を得意とする。睡眠ガスを多用する通常のヒプノックよりも肉弾戦に特化した生態になっているのは、睡眠ガスを多用したことでプレイヤーからの評価が芳しくなったヒプノックを工夫して作り直した結果であることが語られている。 MHFに登場する特異個体はその場で蹴りを数回繰り出した後に突進する攻撃や、何度も飛び跳ねてハンターを踏み潰すダンス攻撃などを使う。また、大量の睡眠ガスを前方広範囲に噴霧する攻撃や、円を描きながら走り回って睡眠ガスを撒き散らす攻撃など、睡眠ガスを用いた攻撃の種類が増えている。G級クエストではサマーソルトを行った後に全方位に強烈な催眠ガスを放出する攻撃が追加されている。また、ついばみ攻撃と同時に体内から胃石を吐き出すようになる。この胃石は一定時間が経過すると破裂して睡眠ガスを撒き散らすが、破裂する前までなら採取も可能で、睡眠袋や眠鳥の胃石などを入手できる。G級クエストに登場する繁殖期の個体はパニック走り攻撃の終わり際に膝崩れやられ効果のフェロモンガスを放出する。また、ガスを周囲に放出してからダンスするように5連続の回転キックを浴びせる攻撃も新たに追加されている。後者はダンス攻撃の攻撃範囲が非常に広いが、最初のガスが誰にも当たらなかった場合はヒプノックがその場で戸惑うという動作が見られる。繁殖期の特異個体は嘴の先端が濃い桃色に変色しており、3連続で回転ジャンプしながら広範囲をなぎ払う攻撃や、何度も跳躍しながら膝崩れやられ効果が付加された体臭を周囲に撒き散らすダンス攻撃、睡眠ガスを目の前に吐きつけた後に風圧でガスを遠くに飛ばす攻撃などを用いる。また、小さく跳躍しながら方向転換を行う習性を持つため隙が少ない。MHFのエイプリルフールクエスト用に登場したヒプノック変種は、全長が40メートルを超える巨大なモンスターであった。このヒプノックはその後もイベントクエストにて数度登場している。 ヒプノック素材から作られる武器は睡眠属性を有しているほか、繁殖期では一部の武器が水と睡眠の双属性、希少種素材の武器は全ての近接武器が雷と睡眠の双属性となっている。
※この「ヒプノック」の解説は、「鳥竜種 (モンスターハンターシリーズ)」の解説の一部です。
「ヒプノック」を含む「鳥竜種 (モンスターハンターシリーズ)」の記事については、「鳥竜種 (モンスターハンターシリーズ)」の概要を参照ください。
- ヒプノックのページへのリンク