バイオブロリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:01 UTC 版)
コリー博士が開発したコンピュータに造り出されたバイオテクノロジーによるバイオ戦士。バイオブロリーはあくまで通称名で、劇中やエンディングクレジットなどでは一貫して「ブロリー」と呼ばれている。ブロリーの細胞は、地球まで乗って来た宇宙ポッドに付着していた血液を採取して、それを基に造り出された。言葉は巨大化したとき「カカロット」と一言発したのみで、一片の理性も持たず、本物のブロリー以上に凶暴化し、凶暴な本能と孫悟天たちへの復讐心のみで動き、唸り声を発しながら周囲に襲い掛かる。 容姿は本物のブロリー同様で、全裸で培養カプセル(バイオカプセル)に入った状態だったが、「超戦士(スーパーせんし)を出せ」というジャガー・バッタ男爵の指示でカプセルから出される事となり、科学者たちが培養液の排出作業を行うが、まだ途中のままカプセルを自ら破壊して培養作業で肉体がまだ固定されていない不完全な再生途中の状態で出たため、外に出た途端に身体全体がゲル状に溶け、身体はドロドロに崩れて変質した姿になってしまった。 側頭部から後頭部に見える、伝説の超サイヤ人時の金髪以外は、面影がない不気味に崩れた姿で、瞳は赤色で眼球の角膜内や気功波の使用時に発光する胸部の心臓部分が剥き出しの姿となり、手だけでなく目や口からも気功波を放つようになり、クリリンに気円斬で首を切断されても復元する再生能力も有する。超サイヤ人としての圧倒的なパワーは本物のブロリーと同等で、悟天たちを苦しめる。 空気に触れた培養液は遺伝子の異なる生物の細胞を食い増殖してどんどん大きくなり、異なる細胞を食い合うことで増殖する力が強くなる性質も持ち、触れた人間や動物を溶かしこみ遺伝子の異なる生物も吸収して増殖する特徴に目を付けたトランクスの機転で、タンクから溢れ出た培養液を浴びせられる。これで完全に消滅したかと思われたが、バイオブロリーの細胞も取り込んだために異常なパワーを得た培養液と一体化して身体が巨大化し、さらに強大にパワーアップした。この状態で再び悟天とトランクスの前に現れるが、直後に身体が崩れて一時姿を消すことになる。大量に増殖した培養液が島中に流出した際、培養液の弱点が海水であることに気付いた悟天が、トランクスやクリリンと協力したかめはめ波で海水を押し出し、島ごと海水で浸したことにより沈静化。この直後にバイオブロリーは、海中からまたしても巨大化した状態で現れて襲い掛かるが、他の培養液と同様に海水に触れたことで身体が硬化してしまい、最期は悟天とトランクスの気功波攻撃によって完全に破壊されて死亡する。 バイオブロリーのデザインは、未完成で容器から出てくるから半分溶けているという案で進められた。
※この「バイオブロリー」の解説は、「ブロリー」の解説の一部です。
「バイオブロリー」を含む「ブロリー」の記事については、「ブロリー」の概要を参照ください。
バイオブロリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 06:40 UTC 版)
「ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ」の記事における「バイオブロリー」の解説
前作で死んだブロリーの血液中の遺伝子を培養して出来たバイオテクノロジーによるクローン。本物のブロリー同様に高い戦闘力を持つ。
※この「バイオブロリー」の解説は、「ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ」の解説の一部です。
「バイオブロリー」を含む「ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ」の記事については、「ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ」の概要を参照ください。
- バイオブロリーのページへのリンク