ドリフターズ加入後とは? わかりやすく解説

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ドリフターズ加入後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:21 UTC 版)

加藤茶」の記事における「ドリフターズ加入後」の解説

1964年には、ドリフレギュラー番組ホイホイ・ミュージック・スクール』での「加トちゃんぺ」のギャグが受け、一躍人気者になる。放送作家田村隆によれば、『ホイホイ』の収録90秒の音楽ギャグオチ良くないみんなで色々考えていたところにディレクター白井荘也が「小野チン小野ヤスシニックネームであった)がヒゲ付けて目玉寄せてぶっ倒れるオチにしよう」と提案してきたが、小野がこれに拒否的態度見せたことで(当時ディレクター反論など許されないような絶対的な存在だった)、周囲穏やかな空気止まったのを察知した加藤が「それ僕がやります」と自らその役を買って出演じたことから生まれたギャグだった。そして、付け髭の糊が剥がれやすかったために、たびたび2本指で押さえていたものギャグとして通用した加藤本人語っている。 1964年ドリフ分裂し詳細当該項目参照)、小野ヤスシらはドリフ脱退してドンキーカルテット」を結成するが、いかりやと共にドリフ残留した新生ドリフ活動開始直後当時所属していた渡辺プロダクション先輩ハナ肇に「芸事飯を食ってこうとするのなら、係わりのある芸名にした方がいい。お前は、みんなから「加トちゃん」って呼ばれてるんだから、加藤茶にしなさい」と言われ加藤茶になった1969年より『8時だョ!全員集合』にて、さまざまな一発芸ヒットさせ、1970年代前半には小学生の間でカリスマ的存在になる。 社会人間関係縮図ディフォルメした初期コント映画においてお笑い(いつも損をする役、イジメられ役、道化)の中心で、ドリフターズ・メンバーの中で最も持ちネタギャグ多かった。特に『全員集合』で披露した、「タブー」の曲に合わせて踊る「ちょっとだけヨ」で大ブレイク同時期に1、23、4、やったぜ加トちゃん!ぐるりと回ってウンコチンチン」も大人気となったこの頃加藤付き人居候として志村けんを、運転手としてすわしんじ(後のすわ親治)を抱えていた。本人曰く1974年3月荒井注脱退の際、いかりやは新メンバーとして豊岡豊加入考えており、芸能雑誌ではすわしんじ候補挙がっていたが、加藤が「(長年ドリフ付きコント作り方良く知り、また芸能活動経験も既にあった志村加入させた方がいい」と強く主張し、これにいかりやが折れてまだ当時無名存在だった志村新メンバー決まった志村一躍人気者となった後は、一手ギャグを受け持つ存在から、志村とのコンビ笑い生み出す存在へと立ち位置変化させた。特にドリフ大爆笑では志村と息合ったコント披露していた。このことが、『全員集合』の後番組加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』『KATO&KENテレビバスターズ』へつながっていき、加藤志村加トちゃんケンちゃん呼ばれるようになった。その反面往年のギャグ披露することはあまりなくなった新生ドリフでは、『全員集合終了までソロ活動を行わせなかったといかりやは語っているが、加藤クレージーキャッツ植木等映画共演していた。 なお、いかりやの著書『だめだこりゃ』によれば、かつて加藤ドリフ辞めようとしたことがあるとのこと旧知の仲である小野ヤスシは、ドリフ脱退してドンキーカルテット結成する際に加藤誘ったが、いかりやと前リーダーオーナー桜井輝夫らの説得残留したこの頃プロダクションには所属しておらず、前リーダー桜井輝夫オーナーとして関わっており、前出の「お前、どうするんだ?」と説得したのは桜井とされている(いかりやは加藤直接説得はしていない。また桜井普通にどうするんだ?」と尋ねたに過ぎなかった)。また、ドンキーカルテット側から加藤対しドリフ残った方がいい」と進言されたとしている。その一方で小野ジャイアント吉田らが正式にドリフ脱退していないにもかかわらず、まだ活動始めていない「ドンキーカルテットとしての仕事取り付けた事に違和感感じた事も、ドリフへの残留決めた動機一つであるとされている。 この頃クレー射撃加藤が一番巧く公式大会での優勝記録多数残している。本人によると「協会からオリンピック代表候補打診もあったが、ドリフが一番忙し時期だったので、事務所に行かせてもらえなかった」というほどの腕前であった。なおクレー射撃の銃所持免許は、度重なる交通違反による前歴から取消処分受けている。また競艇ファンでもあり、ボートレース振興会キャンペーン冊子にも登場したことがある。また競艇の大レースプレゼンターを行うこともある。

※この「ドリフターズ加入後」の解説は、「加藤茶」の解説の一部です。
「ドリフターズ加入後」を含む「加藤茶」の記事については、「加藤茶」の概要を参照ください。

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