ドリフトとノイズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 09:28 UTC 版)
「振動型ジャイロスコープ」の記事における「ドリフトとノイズ」の解説
バイアス(ゼロ点ともいう)は、積分して角度を算出する場合(積分ジャイロ)に重要となる。バイアスの変化(=ドリフト)は、評価条件などの変化によって角速度が無入力の状態で出力がどれだけ変化したかを測定し、 °/s あるいは °/h で示す。 ランダムドリフトはアランバリアンス(英語版)(センサ出力の時間積分値を積分時間で割った値)を測定することによって求められる。1秒の時点からアングルランダムウォーク(Angle Random Walk=ホワイトノイズ)が得られ、極小値からバイアス安定性(Bias Instability=1/fゆらぎ)が求まる。 市販されているジャイロセンサのノイズの仕様は、角速度ノイズ密度 (Rate Noise Density) で示され、単位は °/s/√Hz となる。
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