トロンと仲間たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 05:58 UTC 版)
「ロックマンDASHシリーズ」の記事における「トロンと仲間たち」の解説
トロン・ボーン(Tron Bonne) 声 - 飯塚雅弓 空賊ボーン一家の長女(二子)。14歳。メカニックの天才でもあり、その腕前はロールと互角。自身の作ったコブンに対しては厳しさと優しさを併せ持って接しており、母性をのぞかせている。とある出会いをきっかけにひそかにロックに恋をしているが、自身のその感情の正体が分からず素直になれないでいる。ロックもその想いに気付いていない。 扇状に広がった独特の髪形をしているが、研究・開発室では髪を下ろしてメガネをかけている。 ボーン一家の財政が常に逼迫しており、ロース一家の一件もあって、ロールとは対照的にメカ開発には性能より開発費用(安さ)を重視する傾向があるが、その影響で製作したメカには何かしらの弱点が出来てしまっている。その為、「DASH2」のエンディングでもロールとはロケット開発を巡って衝突が絶えなかった。 メカニックである彼女だが、自分が開発したメカに搭乗して自ら戦うこともある。外伝作品や他作品への出演の際には、専ら『トロンにコブン』で登場した二足歩行戦車「グスタフ」に搭乗している。 ティーゼル・ボーン(Teisel Bonne) 声 - 玄田哲章 空賊ボーン一家の長男(一子)。29歳。「T・ボーン(ティーボーン)」と呼ばれることもある。一家の作戦指揮を担当している。職業のわりに根は悪い人間ではなく、一家の皆には人望が厚く頼りにされている。性格・外見ともに豪快だが、常に冷静に作戦を練って戦い、敗北後もしっかり反省会をしている等、頭脳派でもある。しかしおっちょこちょいなのが玉にキズであり、そのことで自分の作戦をつぶして一家に迷惑をかけてしまうこともある。ロックに対して、最初は単なる邪魔者という扱いしかしなかったが、何度となく戦いを繰り返すうち、ライバルとして認知するようになる。「DASH」終盤ではロックマン・ジュノが島の住人の初期化(皆殺し)を目論んだ事を知るとロックの支援に回り、また「DASH2」終盤までは敵として立ちふさがるが、最後にはジジと戦うロックを応援した。「DASH2」のエンディングではバレルたちとも和解しており、ロールとトロンのやり取りを見守っている。 熱心なアニメファンでもあり、特に「鋼鉄王子」シリーズが好きらしい。口が達者で口論で負けた事がない。 ボン・ボーン(Bon Bonne) 声 - 大谷育江 空賊ボーン一家の末男(三子)。見てくれは大型ロボットだがまだ赤ん坊(末男である事から人間)であり、「バブー」としか口にできないが、ボーン一家にはその言葉の意が通じているようである。実は頭部だけであり、手足などは追加パーツで状況に合わせて換装が可能。一家では一番のパワーを誇り、主に戦闘などでその能力を発揮する。飛行船並に巨大なため、ドラッヘの下に吊るした磁石によって吸着され、輸送されるシーンもある。 「DASH2」の終盤では自らゲマインシャフト号の動力となって兄姉たちをサポートし、ロックと戦った。 コブン(Kobun) 声 - 横山智佐 トロンが作った、空賊ボーン一家の文字通りの「子分」たちで、操縦やメンテナンス、調理やアイテム開発、偵察にお使いと、役目は幅広い。それぞれに性格の差があるが、総じてみなおっちょこちょいでボーン一家に忠実、そしてトロンを母の如く慕っている。飲み食いもし、全員そろってカレーが大好き。 トロンが作ったのは40号までの40体であるが、それとは別に青いマークがついた妙な目つきの「41号」が存在している。 「トロンにコブン」のラストバトルでは、トロンに変わってコブンの一体を操作して戦う。 コブンのデザインは、レゴに登場する人間の様なデザインになっている。
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