トロンダイムの「引退」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/26 21:32 UTC 版)
「ルイス・トロンダイム」の記事における「トロンダイムの「引退」」の解説
彼はそれまで非常に早いペースで作品を量産していたが、2004年、自分の情熱を「仕事」にしたくないという理由で、漫画の世界から半ば引退することを表明した。それ以降彼はいくつかの作品を描いているが、それまでに比べるとかなり遅いペースで発表されている。 トロンダイムは長い間、この期間にWeb上に1年間発表された野心的な作品『Le blog de Frantico』(フランティコのブログ)の作者であると考えられていた。Franticoのペンネームで発表されているこの作品について、トロンダイムはインタビューや自身のブログなどで、自身が執筆したことを認めたり否定したりを替わる替わるに答えていたが、その後セバスチャン・ルサージュが真の作者として名乗り出、それまでトロンダイムに秘密を守るように頼んでいたことを明かした。 近年、トロンダイムは出版社デルクールの編集者として仕事をしており、若者向けの漫画集である『Shampooing』の編集を指揮している。 2006年、トロンダイムはアングレーム国際漫画祭でグランプリを受賞した。
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