デジタルマビカ(Digital Mavica)シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 16:27 UTC 版)
「デジタルマビカ」の記事における「デジタルマビカ(Digital Mavica)シリーズ」の解説
MVC-FD5 1997年7月10日発売。デジタルマビカシリーズの初代機種。 41万画素(有効38万画素)CCD、2.5型TFT液晶搭載。記録モードはVGA。 MVC-FD7 1997年8月1日発売。MVC-FD5の上位モデル。光学10倍ズームレンズ搭載。撮影画像を本体の操作で加工できる「ピクチャーエフェクト」機能搭載。 MVC-FD5 MVC-FD7フロッピーディスクスロットから3.5インチFDを取り出した状態 MVC-FD51 1998年7月1日発売。MVC-FD5のマイナーチェンジモデル。フロッピーディスクドライブを2倍速とし、本機種以降は2倍速が標準となっている。「ピクチャーエフェクト」機能搭載。 MVC-FD71 1998年8月1日発売。レンズ部、及びディスクドライブを小型化することにより、FD5/FD7/FD51に比べ体積、重量を20%削減した新型モデル。画像処理チップの高速化により、MVC-FD7に比べ撮影画像の記録時間が60%短縮され約4秒(非圧縮モード除く)で可能となった。 光学10倍ズーム、35万画素(有効33万画素)CCD、2.5型TFT液晶搭載。 MVC-FD81 1998年10月10日発売。MVC-FD71の上級機種。VGAに加えXGAの記録が可能になり、動画撮影にも対応。MPEG1方式の動画を最大15秒(320×240ドット記録時)/60秒(160×112ドット記録時)まで記録することが可能となった。 光学3倍ズーム、85万画素(有効80万画素)CCD、2.5型TFT液晶搭載。 MVC-FD91 1998年10月10日発売。MVC-FD81をベースに大型ズームレンズと光学ビューファインダーを搭載したハイエンドモデル。それまでのデジタルマビカシリーズが縦型のコンパクトカメラ様のデザインだったものに対し、大型レンズを装着した一眼レフカメラに似たデザインとなり、フラッシュはレンズ基部上部に収納されたポップアップ式となっている。 光学式手ブレ補正機能付き光学3倍ズーム、85万画素(有効80万画素)CCD、2.5型TFT液晶、18万画素ビューファインダー搭載。 MVC-FD81 MVC-FD81 背面 MVC-FD73K 1999年5月20日発売。MVC-FD71の後継機。マニュアルフォーカスは省略されている。 光学10倍ズーム、35万画素(有効33万画素)CCD、2.5型TFT液晶搭載。MPEG1動画を最大60秒記録可能。 MVC-FD83K 1999年6月10日発売。MVC-FD81の後継機。レンズ部が若干大型化され、レンズ横の内蔵フラッシュ上部に内蔵マイクが配置された。フロッピーディスクドライブは2倍速から4倍速に変更され、本機種以降は4倍速が標準となった。また、NTSC/PAL両方式に対応したビデオ出力端子が新たに装備された。独自のデジタル信号処理による画像補間技術「SRC(Super Resolution Converter)技術」を応用した“プレシジョンズーム”機能を搭載、大型レンズを搭載することなく6倍ズーム(光学3倍ズーム+デジタル2倍ズーム)が可能となり、撮影した画像に信号処理を加える“メガピクセルモード”により、約100万画素(1216×912ドット)の静止画記録を可能としている。 85万画素(有効80万画素)CCD、2.5型TFT液晶搭載。MPEG1動画最大60秒記録可能。 MVC-FD88K 1999年6月10日発売。MVC-FD83Kの上位機種。VGA、XGAに加えSXGAの静止画記録が可能になった。 “プレシジョン16倍ズーム”(光学8倍ズーム+デジタル2倍ズーム)を可能とした高倍率モデル。130万画素(有効125万画素)CCD、2.5型TFT液晶搭載。MPEG1動画最大60秒記録可能。 MVC-FD73K MVC-FD88K MVC-FD88 背面 MVC-FD85 2000年6月1日発売。MVC-FD83Kの後継機。レンズ部が本体左上部より左中央部に移動し、レンズ部のみが若干突出するデザインに変更された。本機よりは、別売のフロッピーディスクドライブ用メモリースティックアダプターを使用することでメモリースティックへの記録が可能となった。 “プレシジョン6倍ズーム”(光学3倍ズーム+デジタル2倍ズーム)130万画素(有効122万画素)CCD、2.5型TFT液晶搭載。静止画記録サイズはQuad-VGA(1280×960ドット)まで。MPEG1動画最大60秒記録可能。 MVC-FD90 2000年6月1日発売。MVC-FD85の上位機種。ソニー独自のデジタル信号処理技術、SRC(Super Resolution Converter)の搭載により、約160万画素相当(1472×1104ドット)の静止画記録を可能としている。 “プレシジョン16倍ズーム”(光学8倍+デジタル2倍)、130万画素(有効122万画素)CCD、2.5型TFT液晶搭載。MPEG1動画最大60秒記録可能。 MVC-FD95 2000年6月1日発売。MVC-FD91の後継機。FD91同様に大型ズームレンズと光学ビューファインダーを搭載したハイエンドモデルで、ファインダー部が大型化されている。 光学式手ブレ補正機能付き“プレシジョン20倍ズーム”(光学10倍+デジタル2倍)、211万画素(有効192万画素)CCD、2.5型TFT液晶、液晶ビューファインダー搭載。UXGA(1600×1200ドット)までの静止画記録が可能。MPEG1動画最大60秒記録可能。 MVC-FD95 MVC-FD95 背面 MVC-FD87 2001年3月21日発売。MVC-FD85の後継機だが、動画記録能力は搭載されていない。同時発売のMVC-FD92/MVC-FD97と異なり、メモリースティックへの記録には別売メモリースティック用フロッピーディスクアダプターが必要となる。 “プレシジョン6倍ズーム”(光学3倍+デジタル2倍)、130万画素(有効122万画素)CCD、2.5型TFT液晶搭載。 前年(2000年)8月の“CDマビカ(CD-Rマビカ)”発売に伴い、2001年発売機種からは商品名称は“FD Mavica(FDマビカ)”に変更されている。 MVC-FD92 2001年3月21日発売。MVC-FD87の上位機種。本機より、本体にフロッピーディスクドライブの他にメモリースティックスロットを搭載した“デュアルスロット”モデルとなり、メモリースティックスロットの搭載によりMPEG1動画を最大42分(64MBメモリースティック使用時)まで記録可能となった。USB外部出力端子を搭載し、パソコンへ直接接続しての出力が可能となったほか、外付け3.5型フロッピーディスクドライブ、あるいはメモリースティックリーダー/ライターとしても使用できる。 “プレシジョン16倍ズーム”(光学8倍+デジタル2倍)、130万画素(有効122万画素)CCD、2.5型TFT液晶搭載。 MVC-FD97 2001年4月10日発売。MVC-FD95の後継機。FD95同様に大型ズームレンズと光学ビューファインダーを搭載したハイエンドモデル。 光学式手ブレ補正機能付き“プレシジョン20倍ズーム”(光学10倍+デジタル2倍)、211万画素(有効192万画素)CCD、2.5型TFT液晶、液晶ビューファインダー、“デュアルスロット”搭載。MPEG1動画最大42分(64MBメモリースティック使用時)記録可能。 MVC-FD100 2002年2月13日発売。MVC-FD87の後継機。デザインが若干変更され、レンズ部の突出が緩やかになっている。 “プレシジョン6倍ズーム”(光学3倍ズーム+デジタル2倍ズーム)、130万画素(有効122万画素)CCD、2.5型TFT液晶搭載。“デュアルスロット”、USB出力端子装備。 MVC-FD200 2002年2月13日発売。「デジタルマビカ」シリーズの最終機種。 “プレシジョン6倍ズーム”(光学3倍ズーム+デジタル2倍ズーム)、211万画素(有効198万画素)CCD、2.5型TFT液晶搭載。“デュアルスロット”、USB出力端子装備。 MVC-FD100 MVC-FD200右は専用ACアダプタ
※この「デジタルマビカ(Digital Mavica)シリーズ」の解説は、「デジタルマビカ」の解説の一部です。
「デジタルマビカ(Digital Mavica)シリーズ」を含む「デジタルマビカ」の記事については、「デジタルマビカ」の概要を参照ください。
デジタルマビカシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/17 07:25 UTC 版)
「ソニーのデジタルコンパクトカメラ製品一覧」の記事における「デジタルマビカシリーズ」の解説
デジタルマビカは記録媒体に3.5インチのフロッピーディスクまたは8センチのコンパクトディスクを使用するデジタルスチルカメラ製品群の愛称。 詳細は「デジタルマビカ」を参照
※この「デジタルマビカシリーズ」の解説は、「ソニーのデジタルコンパクトカメラ製品一覧」の解説の一部です。
「デジタルマビカシリーズ」を含む「ソニーのデジタルコンパクトカメラ製品一覧」の記事については、「ソニーのデジタルコンパクトカメラ製品一覧」の概要を参照ください。
- デジタルマビカシリーズのページへのリンク