テクニカルエンジニア(データベース)
資格区分 | 国家資格 |
資格概要&取得方法 | データベースシステムとは、さまざまな情報をデータ化して一元管理するとともに、ネットワークを通じて複数のユーザーがそれらの情報を検索できるシステムです。情報処理技術者のテクニカルエンジニア(データベース)は、データベースを計画・設計・構築・運用・管理する上で必要なスキルを持つことを認定する資格です。 企業内でデータベースを活用するケースは多岐に渡ります。例えば、社内に集められた情報を企業の意思決定や経営戦略に役立てたり、あるいは顧客情報を蓄積して整理・分析するといったマーケティング面にも利用されています。 またインターネットが普及したことで、広く一般にデータベースを提供するサービスも拡大しています。ニュース、辞書類に掲載されている内容、書籍・雑誌、鉄道の時刻、地図情報などさまざまです。 データベースの利用方法が多種多様化する中、この資格を生かす場も大きく広がっていくことでしょう。 |
受験資格 | 制限なし |
受験料 | 5100円(税込み) |
合格率 | 7.6%(2005年度春期) |
試験日程 | 年1回実施。4月第3日曜日に春期試験 |
試験会場 | 全国主要都市で実施 |
問い合わせ先 | 情報処理技術者試験センター( http://www.jitec.jp/) |
テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)
資格区分 | 国家資格 |
資格概要&取得方法 | マイクロプロセッサやシステムLSIなどを組み込んだ応用システムをエンベデッドシステム(組み込みシステム)と呼びます。ロボットを利用した工作機械やモバイル情報機器などを開発・製造する際には欠かせないシステムです。またシステムごとに最適なコンポーネントを組み合わせる技術が重視され、より専門的な技術と知識が問われるようになっています。情報処理技術者試験のテクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)は、このようなシステムに精通し、電子機器などを設計、開発する能力を認定する資格です。 有資格者は、エンベデットシステムを用いる製品の開発から生産までをトータルにマネジメントする役割を果たしています。受験者には製造業関係者が多く、特に開発競争が激しい情報通信機器、電子機器業界では、製品開発や生産分野のキーパーソンとして活躍が期待されるでしょう。 |
受験資格 | 制限なし |
受験料 | 5100円(税込み) |
合格率 | 14.5%(2005年度春期) |
試験日程 | 年1回実施。4月第3日曜日に春期試験 |
試験会場 | 全国主要都市で実施 |
問い合わせ先 | 情報処理技術者試験センター( http://www.jitec.jp/) |
テクニカルエンジニア(システム管理)
資格区分 | 国家資格 |
資格概要&取得方法 | 情報システムがどれほど優れていても、それをきちんと運用できなければ意味がありません。トラブルを未然に防いだり、万一、トラブルが起きてしまったときは原因を追求し、迅速に解決していく必要があります。こうした情報システムの運用・管理に当たる資格が、情報処理技術者のテクニカルエンジニア(システム管理)です。 UNIXなどのオープン系システムは、システムを構築する際にコストを低く抑えられるメリットがあります。しかし一方で、運用・管理が複雑多様化するというデメリットも見逃すことはできません。オープン系システムが一般的になっている今日、システム管理の資格で認定されたスキルが大いに生かされるはずです。 有資格者はデータベースやネットワークなどのエンジニアと連携しつつ、情報システム基盤の企画・構築、運用・管理、改善業務に携わっていきます。トラブルを回避するためのセキュリティ管理を行う上でも、重要な役割を果たします。この点で、情報処理技術者の中でも有望な資格の1つと言えます。 |
受験資格 | 制限なし |
受験料 | 5100円(税込み) |
合格率 | 6.9%(2005年度春期) |
試験日程 | 年1回実施。4月第3日曜日に春期試験 |
試験会場 | 全国主要都市で実施 |
問い合わせ先 | 情報処理技術者試験センター( http://www.jitec.jp/) |
テクニカルエンジニア(ネットワーク)
資格区分 | 国家資格 |
資格概要&取得方法 | WAN(広域情報通信網)やLAN(企業内情報通信網)などのネットワークに関する専門技術者として認定する資格が、情報処理技術者のテクニカルエンジニア(ネットワーク)です。 有資格者は情報システム開発プロジェクトで、ネットワークシステムを計画・設計・構築するほか、その後の運用・保守にも携わることになります。ネットワークは情報システムの基盤になりますから、重要な役割を担う一員と言えるでしょう。 この資格を取得すれば、ネットワーク技術者をめざすことは十分に可能です。しかし、ネットワークにはベンダー企業の製品が多く用いられ、またUNIXやLinuxなどのプラットフォームで構築されるケースも少なくありません。シスコ技術者認定などネットワーク関連のベンダー系資格を取得したり、UNIX・Linuxを扱えるだけスキルを身につけたりすれば、さらに活躍の場を広げることができるはずです。 |
受験資格 | 制限なし |
受験料 | 5100円(税込み) |
合格率 | 7.9%(2004年秋期) |
試験日程 | 年1回実施。10月第3日曜日に秋期試験 |
試験会場 | 全国主要都市で実施 |
問い合わせ先 | 情報処理技術者試験センター( http://www.jitec.jp/) |
テクニカルエンジニア試験
(テクニカルエンジニア から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/25 09:49 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動テクニカルエンジニア試験(-しけん)とは、情報処理技術者試験にあった区分である。平成20年度(2008年度)秋期を最後に廃止された。
この区分は次の分野に細分されていた。詳細は各々の項目を参照。
- ネットワークの設計担当者や管理者を対象とした、テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験(平成21年度(2009年度)春期よりネットワークスペシャリスト試験)。
- データベースの設計担当者や管理者を対象とした、テクニカルエンジニア(データベース)試験(同上データベーススペシャリスト試験)。
- 業務システムの運用管理責任者を対象とした、テクニカルエンジニア(システム管理)試験(同上ITサービスマネージャ試験)。
- エンベデッドシステムの設計開発担当者を対象とした、テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)試験(同上エンベデッドシステムスペシャリスト試験)。
- 情報セキュリティの開発技術者を対象とした、テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験(同上情報セキュリティスペシャリスト試験)。
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