タウンズヴィル市民
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 11:47 UTC 版)
「パワーパフガールズ」の記事における「タウンズヴィル市民」の解説
ユートニウム博士(Professor Utonium) 声 - 中田雅之(UG版)→安崎求(幼少期 :甲斐田ゆき) / トム・ケイン パワーパフガールズを作った博士で、3人の父親的存在。3人をきちんと育て溺愛しつつさまざまな発明品を作るが、どこか抜けているところがあり自身の発明品のせいで騒動を引き起こしてしまう事がある。独身。一人称は「僕」。ミス・ベラムとキーン先生とは小学生時代の同級生。 小学生時代は科学者とは縁遠い、勉強嫌いのイタズラ小僧だったが、ある事件で死にかけたことがきっかけで科学者を志すようになった。レバーと玉ねぎの炒め物が好物。しかし父の日に高価なゴルフクラブのセットを欲しがり、ブロッサムがそれを盗んでしまったため、ブロッサムを前科持ちにしてしまった張本人となるが、真実を知るとブロッサムを叱責せず、ガールズの愛情よりも高価な品物に夢中になった自分のせいだと理解して大いに反省し、涙を流した。 一度自身にスーパーパワーを手に入れて、ガールズとともに戦い「パワーパフ博士」と名乗っていたが、悪者との戦いの途中でガールズの弱みを握ってしまうこととなり、ガールズにとってはありがた迷惑な存在だった。とある事件がきっかけで猫が嫌い。 市長(Mayor) 声 - 鈴木勝美(UG版)→石住昭彦 / トム・ケニー 名前の通りタウンズヴィルの市政を司る立場にあるが、ほとんど遊び暮らしており実務は秘書のミス・ベラムに任せきり。身長が非常に低く、性格は子供っぽく陽気。キュウリのピクルスが大好物。一人称は「ワシ」。 ガールズをいつも頼りにしていて、事件が起こると直通のホットラインでガールズを呼びつけるが「ピクルスの瓶が開かない」といったことで呼びつけるなど、公私を混同している節がある。 選挙のことが絡むとブラックな事を平気でポロッと言う。また、ピストル強盗の演技が上手い。 ミス・ベラム(Ms. Sara Bellum) 声 - 佐藤ゆうこ(UG版)→高乃麗 / ジェニファー・マーティン(英語版) 常に市長のお供をする、知的で見事なスタイルの秘書。フルネームはサラ・ベラム。一人称は「私」。ユートニウム博士とキーン先生とは小学生時代の同級生。 市長よりはるかに背が高く、いつも顔は画面からはみ出している。頭が現れる場面でも彼女自身の髪の毛やその他の障害物によって隠され、一度も素顔を見せなかったが「支配者はワタシ」で一瞬だけ素顔を見せている。 偽者のガールズが現れた時はいち早く正体を見破り、市長の誤解で捕まった本物のガールズに知らせたり、ボーイズに完膚なきまで叩きのめされ心身ともに傷付いたガールズを慰めて彼らを倒すための秘策を教えたり、ガールズに代わってセデューサとの一騎討ちに挑んでガールズを助けるという勇敢な一面を見せるなど、ガールズにとっては頼りになるお姉さんのような存在で、博士に次ぐ彼女達の良き理解者。 2016年版では「これまで溜まっていた有給休暇を使い切る」という理由でバカンスに行っており、登場しない。 トーキング・ドッグ(The Talking Dog) 声 - 山崎たくみ(UG版)→小堺一機 / トム・ケイン なぜか人間の言葉を話すことができる不思議な犬だが、性格はかなりワガママな上にしゃべりすぎるのが欠点。車の運転もできるなど、人間並みに手先が器用である。ある事件の証言を聞き出すために一時的にガールズの家で保護されたことがある。 劇場版ではモジョやミュータントに改造された猿達によってタウンズヴィルが混乱に陥る中、次々とピンチに陥ったところをガールズに助けられ、彼女たちが自らの使命に気づくきっかけを作った。その後、市長やタウンズヴィルの人々と一緒にガールズに感謝の言葉を述べた。
※この「タウンズヴィル市民」の解説は、「パワーパフガールズ」の解説の一部です。
「タウンズヴィル市民」を含む「パワーパフガールズ」の記事については、「パワーパフガールズ」の概要を参照ください。
- タウンズヴィル市民のページへのリンク