タウンズの時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 14:20 UTC 版)
「ミネソタ・ティンバーウルブズ」の記事における「タウンズの時代」の解説
2015年のNBAドラフトで全体1位指名権を得たウルブズは、ケンタッキー大学のカール=アンソニー・タウンズを指名。これにウィギンス、ザック・ラヴィーンなどを加えた有望株が揃い踏みし、大きな期待が寄せられていた。ところがシーズン開幕直前、ウルブズの発展に尽力してきたフリップ・ソーンダーズ球団社長兼HCが他界するという事態に遭遇してしまう。悲しみを乗り越え再出発を図ったウルブズだったが、急遽暫定HCに昇格したサム・ミッチェルは、若きタレント陣を纏めることが出来ず、29勝53敗に終わり、ミッチェルはシーズン終了後に解任。一方でタウンズは新人王を受賞するなど、光明も見出だした。 新ヘッドコーチにトム・シボドーを招聘して挑んだ2016-17シーズンだったが、シボドーの戦術が浸透せず、更にシーズン中盤にザック・ラヴィーンを負傷で失うというアクシデントもあり、31勝51敗で終了。そこでシーズンオフには大改革を敢行。2017年のNBAドラフト開催日にラヴィーンをシカゴ・ブルズに放出しジミー・バトラーを獲得。更にリッキー・ルビオも放出しタージ・ギブソン、ジェフ・ティーグ、ジャマール・クロフォードといったベテランを獲得。またアンドリュー・ウィギンスとも大型契約で契約を延長するなど、メンバーを一新してプレーオフ出場を目指すことになった。 2017-18シーズンは途中、ジミー・バトラーが膝の怪我により離脱するという不運に見舞われるも、シーズン終盤の4月には復帰、レギュラーシーズン最終戦には、デンバー・ナゲッツとプレーオフ進出の最後の座を懸けた直接対決に勝利し47勝35敗で2004年以来14シーズンぶりのプレーオフ進出を決めた。プレーオフでは、リーグ勝率1位のヒューストン・ロケッツ相手に1勝4敗で1回戦敗退となった。 2018-19シーズン序盤、オフにトレードを要求していたバトラーをフィラデルフィア・セブンティシクサーズに放出。チームも調子を落とし、36勝46敗でプレーオフ出場を逃した。 2019-20シーズンは開幕から低迷し、大型契約を結びながら伸び悩んでいたウィギンスをトレード期限直前にゴールデンステート・ウォリアーズへ放出し、大学時代からタウンズの親友であったデアンジェロ・ラッセルを獲得。タウンズとラッセルの新たなデュオを中心に再建を進めていくこととなった。
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