スマートフォンとiPhoneへの参入遅れとは? わかりやすく解説

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スマートフォンとiPhoneへの参入遅れ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 19:08 UTC 版)

NTTドコモ」の記事における「スマートフォンとiPhoneへの参入遅れ」の解説

2006年10月開始した番号ポータビリティ (MNP)」では当初苦戦し2006年11月度の契約数自社初の純減となったその後も、au比べ純増数少ない状態が続いたさらにはソフトバンクにも純増数劣りMNP開始後2社に大きく遅れをとった。また、2008年1月度はイー・モバイルにも純増数劣ったドコモ2007年5月より「DoCoMo2.0」という旗印顧客獲得狙ったが、2007年8月度に、創業以来2度目純減 (-22,900)となった。 この純減状況に、更なる追い打ちをかけたのが、フィーチャー・フォンに変わる「スマートフォン台頭」と、2007年WWDC発表されAppleスマートフォンiPhone」の登場である。とりわけiPhoneは、画面上を指の操作によるマルチタッチ機能が、斬新直感的な操作体系加えてパーソナルコンピュータとほぼ同等機能を持つ「フルブラウザ機能」と「電子メール機能」を搭載したことで、iPhone市場規模拡大した翌年2008年発表されiPhone 3Gにて、ソフトバンク参入したことで、日本国内においてスマートフォン普及するきっかけとなったスマートフォン台頭で、ドコモも対応に追われ2008年7月から新しいドコモブランドに変更することとなった2008年11月には「90X・70X」といった数字による携帯電話付番方式改め型番整理しdocomo PRIME series, docomo STYLE series, docomo SMART series, docomo PRO seriesといった4つシリーズ分類するようになり、2008年度から1100シリーズdocomo PRO seriesWindows Mobile, BlackBerry, AndroidGoogleケータイ)といったスマートフォン立て続け発売した2010年夏からはスマートフォンPRO series カテゴリから独立させ「ドコモ スマートフォン」とし、2010年9月にはスマートフォンでもiモードメールアドレスなどが利用できるspモード」がサービス開始になった2011年冬季モデル端末からは、従来型携帯電話の上シリーズを「docomo STYLE series」に統合してスマートフォン主力位置付け上でワンセグおサイフケータイといった従来型携帯電話搭載されていた機能付け加えたdocomo with series」と、旧来のドコモ スマートフォン」の流れ引き継ぐ先進的なユーザー向けのスマートフォンという位置づけとなる「docomo NEXT series」の2つシリーズ分類した2011年冬モデル以降は「Xi」対応の音声通信端末発売された。 しかし、これまで通信規格CDMA」の問題で、iPhone参入出来なかったauが、iPhone 4s発売同時に参入したことで、iPhone 3GS以降機種で、FOMA通信規格対応していたにも関わらずドコモだけがiPhone取り扱わない状態に陥っていた。これは、ソフトバンクiPhone参入時からドコモiPhone参入時までの間に、ドコモでは2度社長交代が行われており、経営方針変更余儀なくされていたのに加えて2010年のパケットビデオ社の買収2012年NOTTV放送開始当時ドコモ傲慢な態度も、ユーザー不評を買う要因となっていた。 その影響受けて2008年以降番号ポータビリティ転出数や解約率低下顕著になり、同年12月にはMNP制度開始以来初の転入超過となっている。2012年1月には初めて「FOMA契約純減となり、iPhone参入までの間は、苦戦続いたこのような過去失敗反省踏まえてドコモ経営戦略見直し図り新たに2トップ戦略」を打ち出しソニーエリクソンサムスン電子スマートフォンに、販売奨励金をより多く投入すると共に結果的に失敗に終わるが)、2013夏季モデル端末からは、「docomo with series」と「docomo NEXT series」の2つシリーズによる分類無くなった2013年秋には、ソフトバンクau続いて日本国内でのiPhone参入 (iPhone 5s / 5c) をようやく果たした

※この「スマートフォンとiPhoneへの参入遅れ」の解説は、「NTTドコモ」の解説の一部です。
「スマートフォンとiPhoneへの参入遅れ」を含む「NTTドコモ」の記事については、「NTTドコモ」の概要を参照ください。

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