iPhone 5s/5c
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:00 UTC 版)
「iPhone」の記事における「iPhone 5s/5c」の解説
詳細は「iPhone 5s」および「iPhone 5c」を参照 2013年9月10日(日本時間では11日2時)のAppleのスペシャルイベントで2つのiPhoneが発表され、同年9月20日に発売開始した。 ハイエンドモデルのiPhone 5sは、ホームボタンが初めて変更となり指紋認証センサーの「Touch ID」が搭載され、指紋認証でのロック解除や、iTunes StoreやApp Storeでの購入ができるようになる。スマートフォン用としては世界で初めての64ビットに対応したApple A7チップを搭載しており、CPUとGPUがApple A6よりも2倍高速化している。センサーが取得した情報をより効率よく処理するコプロセッサとして、iPhoneとしては初めてモーションコプロセッサを搭載しており、M7と名づけられている。また、カメラの性能が向上してセンサーサイズが大きくなり、F値も2.2となってより明るくなったほか、バーストモードや120 fpsの720pスローモーションビデオ撮影などが可能となった。これまで「ブラック」「ホワイト」のみであったカラーバリエーションが「スペースグレイ」「ゴールド」「シルバー」の3色となる。 廉価版となるiPhone 5cは、背面にカラフルな一体成型のポリカーボネートを使っている。「グリーン」「ブルー」「イエロー」「ピンク」「ホワイト」の5色展開。スペックはiPhone 5と同等。2年契約で、16GBは99ドル(約9,800円)、32GBは199ドル(約1万9,800円)で発売される。 iPhoneを販売するキャリアにNTTドコモが加わり、これにより主要な日本の携帯会社3社がiPhoneを扱うことになった。 同年11月22日、日本市場でもApple StoreでSIMフリーモデルの販売を開始した。 iPhone 6販売以降、iPhone 5sは4インチクラスのiPhoneとして継続販売。5cはインド市場などを除き販売を終了した。 5sは2016年以降、いわゆる格安携帯電話事業者からの販売が始まり、3月にワイモバイルから、7月にはUQ mobileから販売が開始された。11月には販売台数ランキングのトップテンに入るなど5sは3年以上販売が継続された。
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