スタジアム・コンサートとは? わかりやすく解説

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スタジアム・コンサート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 00:39 UTC 版)

西城秀樹」の記事における「スタジアム・コンサート」の解説

スタジアムコンサートを日本人ソロアーティストとして初め開催したのも西城である(グループでの日本初1968年ザ・タイガース)。1974年夏、ワンマン・コンサート『ヒデキ・イン・スタジアム“真夏の夜コンサート”』を大阪球場で開く。「ウッドストック・フェスティバル」の影響を受け、「野外イベントを誰よりも早く日本でやりたかった」と西城自身企画し、このコンサート実現した観客2万5000人。コンサート設営から解体までに3日かかり、その間弁当代だけで300万円1回にかかる費用当時金額6000万円満員になって儲けが出ることは無かった西城球場コンサートは、ただ歌と演奏をするだけにとどまらず、現在では許可されない巨大クレーンにより宙づりになったゴンドラ」の中での歌唱や、ヘリコプター使った派手で危険な演出自身アイデア実行し日本での初導入とされるレーザー光線や、衣装電飾仕込む演出効果など、球場大きな空間利用して派手な仕掛け演出売りであり、毎年赤字覚悟エスカレートしていった。時代的にどれも人が操作した手動で動かす手作りライブであったクレーン使用西城自身工事現場クレーン見て「何か使い道ないかな」と閃いたのが切っ掛け豪雨カーテン包まれ雷鳴響きわたる中、稲妻照らし出されて、キング・クリムゾンの「エピタフ」を熱唱した1979年後楽園球場では、マイクから感電しながら歌唱続行、「本当に死んでかまわない思いながらやってた」、「俺たちの時代の人ってのはみんな命を賭けてた」と述べている。 大阪球場1974年より1983年まで10年連続長きにわたり継続派手な仕掛け加え、「雨男と言われるぐらい雨中でのライブ多かった。「ペンライト」は西城コンサート発祥サイモンとガーファンクル海外ライブファンライター灯す姿にヒント得て1974年球場ライブで「(火は危ないから)なにか光るもの用意してきて!」と観客呼びかけると、それ以降ペンライト」というものを、観客用意するようになった3回目大阪球場ライブ伝え1976年11月の『月刊平凡』の記事に「ヒデキ登場に、赤、黄、グリーンペンライト持ったファン応える」という記述が、1976年11月武道館リサイタルレポートした『mimi1977年1月号の記事に「全方向から見られるように、八角形しつらえたステージ秀樹ステージでおなじみとなったペンライトのゆれる中で..」という記述見られる大阪球場跡地建設されなんばパークス屋上在るパークスガーデンには、大阪球場本拠地にした南海ホークス元選手たちの手モニュメント設置されているが、その中に難波及び大阪球場ゆかりのある人物のひとりとして西城秀樹の手形とサイン入ったモニュメント設置されている。 後楽園球場での初ライブBIG GAME'78 HIDEKI』は1978年7月22日。ソロシンガーとしての初の開催で、以降1981年まで毎年コンサート行い計4回。後楽園球場最多公演アーティストとなる(後楽園球場#コンサート開催したミュージシャン)。マイケル・ジャクソン1987年9月から初のワールドツアーバッド・ワールド・ツアー)を日本ら行う際、マイケルスタッフ後楽園球場演出に「西城スタッフ借りたい」と申し出たといわれる1978年夏の全国縦断ツアーでは、5回目大阪球場の他、三重県合歓の郷7月9日)、千葉県東部九十九里浜特設ステージ7月26日)で野外ライブ行った

※この「スタジアム・コンサート」の解説は、「西城秀樹」の解説の一部です。
「スタジアム・コンサート」を含む「西城秀樹」の記事については、「西城秀樹」の概要を参照ください。

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