シンセサイザー作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 03:28 UTC 版)
日本初シンセサイザー作品から1970年代東海林修のシンセサイザー初仕事は、1970年川村純子「思い出は朝陽のように」の編曲。(作曲/ガーション・キングスレー)村井邦彦プロデュースで、キングスレー作曲『ポップコーン』のB面に収録された。モーグ・シンセサイザーを使用。これは日本初の国産シンセサイザー作品レコードである。 1973年、沢田研二の中野サンプラザ・リサイタル野口五郎のステージやアルバムにモーグを随所に使用。 1975年、沢田研二アルバム『いくつかの場面』で本格的にモーグ・シンセサイザーを演奏。 目黒スタジオ1976年、シンセサイザー・スタジオを東京・目黒に設立。TBSドラマ『いごこち満点』(1976年)、NETテレビ『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』の「デンセンマンの電線音頭」(1977年)、アニメ『まんが偉人物語』(1977年)など、テレビ番組テーマソングの編曲や背景音楽にもいち早くシンセサイザーを導入した。 シンセサイザーアルバム1978年、『STAR WARS』で初の本格的シンセサイザー・アルバム制作。B面の「SPACE ODYSSEY」(スペース・オデッセイ)が、初のオリジナルシンセサイザー作品。1978年、東海林書き下ろしのオリジナル・ストーリーに基づく『Welcome to the Space World』、1978年『闍多迦』、1979年『夜間飛行』、1980年『SHAMBALA』などでシンセサイザーファンの支持を得る。 1993年6月,7月「Osamu Shojiの世界」:『卒業写真』、『涙のキッス』、『晴れたらいいね』、『君がいるだけで』、『どんなときも』、『そよ風の贈りもの』、『I LOVE YOU』、『YAH ! YAH ! YAH !』、『彼女とTIP ON DUO』、『家に帰ろう』編曲作品10タイトル発表。 1993年10月「Sound Poem 恐竜の世界」:『ティラノサウルス』、『ストルティオミムス』、『アパトサウルス』、『イグアノドン 』、『トリケラトプス』作・編曲・演奏作品5タイトル発表。 デジタル・トリップ・シリーズデジタル・トリップはシリーズ化され、以下20のアルバムの編曲・演奏を東海林修が担当した。 1981年:『さよなら銀河鉄道999』 1982年:『機動戦士ガンダム』 1983年:『六神合体ゴッドマーズ』(PCM録音,Fairlight-IIを導入)、『超時空要塞マクロス』、『戦闘メカ ザブングル』、『ウルトラQ』、『海のトリトン』、『キャッツ・アイ』、『超時空世紀オーガス』 1984年:『ルパン三世』、『銀河漂流バイファム』、『レンズマン』、『超時空騎団サザンクロス』、『ニュー・キャッツ・アイ』 1985年:『前略・ミルクハウス』(Kurtzweil-250を導入) 、『風と木の詩』、『銀河漂流バイファム Vol.2』、『タッチ』(Emulator-II,Overheim-Xpanderを導入)、『ファミリー!』 1986年:『アリオン』 シンセサイザーできく・なきごえどうよう・シリーズシンセサイザーできく・なきごえどうようはシリーズ化され、以下のアルバムの編曲・演奏を東海林修が担当した。 1997年11月21日:『犬のおまわりさん COCC-14632』 シンセサイザー オリジナルアルバム (作・編曲・演奏:東海林修 (一部をのぞく))2000年:『UTOPIA 朝・昼・夜』 2002年:『ROBOT GAVOT』 2003年:『MOON RAY 』、『METALLIC SCAPE』、『少女よ』、『Music by Candlelight』 2004年:『薔薇』、『ORIENT 東洋』、『Cream Puff』、『DISCO KID 2004』 2005年:『MY PRAYER マイ・プレイヤー』、『Pathetique』、『The Little Prince』、『りんごの花の下で 』、『Early Autumn』、『Lantana 』 2007年:『L'Esprit』、『宇宙船地球号』、『鼓動』、『漂流 』、『Thanksgiving』 2007年:『ディスコ・キッド2007』 2009年:『星の王子さまイメージアルバム Le Petit Prince (Special Edition)』 2011年:『北回帰線』、『COYOTE 家族愛物語』、『Tulip』 2014年:『Classic Music Favorites』
※この「シンセサイザー作品」の解説は、「東海林修」の解説の一部です。
「シンセサイザー作品」を含む「東海林修」の記事については、「東海林修」の概要を参照ください。
- シンセサイザー作品のページへのリンク