オリジナル・ストーリー
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「オールドマン・ローガン」の記事における「オリジナル・ストーリー」の解説
スーパーヴィランによりアメリカ合衆国が占領され、各地はそれぞれアボミネーション(英語版)(後にハルクに敗北)、マグニートー(後に新生キングピン(英語版)に敗北)、ドクター・ドゥーム、そして大統領を自称するレッドスカルによって分割統治された未来。ヒーローのほとんどは死に絶え、僅かに残った生存者たちは隠れて生き延びていた。ローガンはハルクランド(かつてのカリフォルニア州サクラメント)の不毛の地で妻のモーリーンと幼い子供のスコッティとジェイドと共に過ごしていた。ローガンは領主であるハルク・ギャング(ハルクとその従姉妹のシー・ハルクの近親相姦で生まれたヒルビリー(英語版)風の孫たち)から家賃の支払いを迫られたため、謎の荷物(ローガンはドラッグの類だと思っている)を届ける盲目のホークアイを東海岸にある首都のニューバビロンまで送り届ける仕事を引き受ける。 ローガンとホークアイは旅の途中でいくつかの障害にぶつかる。2人はホークアイの娘のアシュレイ・バートン(スパイダーガールと似た格好をしている)を新生キングピンから救出に向かう。解放された彼女は直後にキングピンを殺害し、ハンマーフォールズ(かつてのラスベガス)の新たな支配者になるつもりであることを明かす。 都市を脱出し、さらに地下のモーロイド(英語版)をかわした2人は今度はヴェノム・シンビオートに寄生された恐竜(サベッジランド(英語版)から輸入された)に襲われる。2人はホワイトクイーン(英語版)とブラックボルト(英語版)により救出され、テレポートさせられる。 ストーリーを通してヴィラン軍がヒーローを総攻撃した日に「ウルヴァリン」としての自分が死亡し、ローガンが爪を使わなくなった(ただし後に『Old Man Logan』第14号(2016年)でサイレント・オーダーの指導者を倒すために一度だけ使っていた姿が描かれる)ことが明らかにされる。回想で40人のスーパーヴィラン軍がX-マンション(英語版)を襲撃した夜が描かれる。他のチームメイトの姿が見られない中ウルヴァリンはミュータントの子供達を守るために次々とヴィランを殺害する。だが最後の「襲撃者」であるブルズアイを殺した直後、ウルヴァリンはミステリオの幻術能力に騙されており、敵だと思い込んで殺した者はX-メンの仲間たちだったことに気づく。錯乱したウルヴァリンはマンションから逃げ出し、彷徨い歩いた末に貨物列車が迫る線路の中へと飛び込んだ。ヒーリング・ファクターのお陰で死ぬことはなかったが、彼は「ウルヴァリン」としての自分を殺した。 首都へと到着するとホークアイはアベンジャーズのような新チームの設立を目指す地下レジスタンス組織に荷物を渡す。荷物の中身は軍隊を結成できる量の超人兵士血清(英語版)だったが、ホークアイの正体はS.H.I.E.L.D.の工作員であった。工作員はホークアイを殺害し、ローガンも撃つ。ローガンの身体は治癒され、スーパーヒーローの武器や衣裳を飾られているレッドスカルの記念品室で目覚める。ローガンは爪を使わずに手下たちを倒し、キャプテン・アメリカの盾(英語版)でレッドスカルを斬首する。ローガンは金を奪い取り、アイアンマンのアーマーを使って自宅へと飛ぶ。 自宅へとたどり着いたローガンであったが既に家族はハルクギャングによって殺され、死体となっていた。結果、ローガンはついに爪を解き放つこととなる。彼はハルクの孫のボー、ボビー・ジョオ、チャーリー、エルロッド、ユースタス、ルーク、オーティス、ルーファス、ウッディを次々と殺害し、そして年老いたブルース・バナーのもとへとたどり着く。放射能の影響で気が狂ったと言われるバナーは、ローガンの家族を殺したのは見せしめのためではなく、「スーパーヴィランの領主」に飽きたのでウルヴァリンと戦いたかったのだと語る。巨大なハルクへと変身したバナーはローガンを食い殺そうとするが、胃の中で回復した彼によって引き裂かれて死亡する。その後彼は赤ん坊のブルース・バナー・ジュニアを連れ去っていく。ローガンは家族を葬り、隣人たちにヴィランの支配を終わらせて平和を取り戻す計画を語る。新たなスーパーヒーローチームの一員であるブルース・バナー・ジュニアを背負い、ローガンは夕日の方へと去って行く。
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オリジナル・ストーリー
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「名犬ラッシー」の記事における「オリジナル・ストーリー」の解説
ラッシーは、元来はイギリス系アメリカ人作家のエリック・ナイト (Eric Knight 1897-1943) が創造し、1938年のサタデー・イブニング・ポスト紙上に掲載した短編作品『名犬ラッシー 家路』の主人公である。この短編は、1940年に小説として単行本化された。 ナイトのオリジナルの話では、英国ヨークシャーに住む幼い少年が、類い希な美しさと気高さを持ったラフ・コリーを所有していたが、少年の一家が経済的な困窮に直面し、やむを得ずにラッシーを金持ちの貴族に売却した。少年と犬は別離を悲しみ、わけても新しい所有者がラッシーを何百マイルも先の自分の領地があるスコットランドへ連れていったため、悲しみはさらに募った。しかし、ラッシーはコリーの持つ本能と勇気で逃げだし、小説はラッシーが故郷へと、彼女の愛する少年のいる土地へと、家路を辿る苦難の旅を描いている。 右の写真はラフコリーで、毛足の長い豊かな毛が特徴。ラッシーは、設定ではこの種類のコリーである。映画でラッシーを演じたのは、「パル (Pal)」 とその子孫たちである。
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「巨人の星 (アニメ)」の記事における「オリジナルストーリー」の解説
初期は原作ベースの展開だったが、中盤以降は、原作を下敷きにしたとは思われるがアニメオリジナルの物語が増え、阪神の難波や、元大リーガーのゴスマンとの勝負、そして飛雄馬と心を通わせた咲坂洋子との恋などが描かれ、最終回では、原作と全く異なる結末となった。
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