ザ・まいど
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「たかじんONE MAN」の記事における「ザ・まいど」の解説
ランキングまいど(社会派まいど)(第2週) 電車でホォー!スーパー(芸能まいど)(最終週の企画) 番組は原則2本撮りで、収録日に放送。隔週での放送という扱い。放送日当日の昼か夕方に収録が行われ、編集作業を終えた後に放送されていた。 ワイドショー『ザ・ワイド』(読売テレビ・日本テレビ製作)のパロディーとしてスタート。毎月最終週の企画として1998年の夏頃に始まった。アシスタントには『ザ・ワイド』初代キャスターの飯星景子、コメンテーターはピーコを迎えた。パロディーの側面が強く、「関西芸能ニュース」ではベテラン芸人の個人的な話題などを放送。「関西おばちゃんファッションチェック」ではステレオタイプ化された大阪のおばちゃんなどが登場、ピーコがチェックを拒むこともあった。 その後、ピーコが『ザ・ワイド』に対抗すべく『2時のホント』(フジテレビ)の司会となり、1999年3月分で降板。4月からリニューアルすることとなった。 1999年4月からは北野誠らタレント数名とアナウンサー(松井愛など)が出演する現在の形式に。夕方の『おかえりワイド』(毎日放送、1999年9月に終了。『ちちんぷいぷい』の前番組)が終了してからは『おかえりワイド』の企画「電車でホォー!」を発展させた「電車でホォー!スーパー」を中心に進行。「電車でホォー!」では、雑誌の中吊り広告から芸能ニュースを取り上げ、番組なりにテーマトークを繰り広げる。テーマトークは「新番組の視聴率予想」や「このなかで○○なのは誰?」などで、巨大パネルに候補を幾つか掲載し、それらを基にトークした。 そののちに事件・社会情勢などを扱う「ランキングまいど」(ランキングまいどの名称はなくなり、通称の社会派まいど)が登場。元MBSアナウンサーの子守康範が話題となったニュースを紹介し、それに関連したテーマトークを繰り広げた。後半はシャンプーハットの「どうでもええやんけニュース」を放送(2006年から)。 2004年12月29日の年末スペシャルで、2つの「まいど」が合体したことにより、「芸能まいど」・「社会派まいど」と区別が分かった。以来、年末には社会派・芸能の両まいどが一堂に会した特番が放送された。 どちらの「まいど」でも、VTRを作る予算が無いので、たかじんがボードやフリップなどにマジックで予想を書き、指し棒でパンパン叩く、いわゆる「パネル芸」で展開した。これは関西テレビの『たかじん胸いっぱい』(たかじんが司会)の企画「芸能界サミット」などにも見られた(ちなみに、一回の収録で折れる差し棒の数は平均3本で、毎回20 - 30本程度のストックが用意されているが、末期は稀な状態であった)。 また、どちらの「まいど」でも、テレビ各局の番組改編期に近づくと、たかじんが新番組に出演する俳優やキャスター、タレントに対して独断的な見方でバッサリと斬り、番組の平均視聴率を予想するのがお決まりだった。当初は毎日放送のキー局であるTBSの番組や毎日放送の番組でも容赦なく批判していたが、番組の晩年では、他局の放送内容の話が主となった。 放送当日に収録するため、最新の話題にも触れたことがある。2006年8月2日にプロボクサー亀田興毅の初の世界戦の際、毎日放送がTBSの系列局であったこともあり、アナウンサーが事前に試合開始時刻を明かした(番組開始は7時24分頃、試合開始は8時50分頃、KOなど早期決着など想定して後番組も柔軟に対応している旨)。 2007年になって「電車でホォー!スーパー(芸能まいど)」が放送されなくなった。裁判沙汰になったことによる自粛と思われる(2007年4月に総務省から厳重注意を受ける)が、特に番組内で謝罪をした形跡はなかった。2月までは社会派まいどと同じ構成で、芸能まいど出演者のうち北野誠は出演を見合わせ、松井愛は出演。 3月20日放送分から新たに「ザ・まいど たかじんジャーナル」というこれまでの社会派まいどよりも政治経済スポーツなど硬派な内容になった。「たかじんジャーナル」の進行は社会派同様に子守が担当し、女子アナは八木早希が出演した。社会派まいどはこれまでどおり時折芸能関連の話題を紹介。なお、3月13日分より7回連続で「ザ・まいど」シリーズを放送していた。
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