サーサ・サーサ王国
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「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」の記事における「サーサ・サーサ王国」の解説
サーサ・サーサ王国は、人間領南部に存在する西ノストムリア山脈のふもとにある樹海の中で、約5000年前に栄えていた、人間の世界でも最古級の古代文明。古代エジプトに似ており、ピラミッドに似た王墓がある。謎の文明として伝承されてきた。実際には古代の疫病で滅んだ後、皆が悪霊として楽しく暮らしてきたため、一般人が近寄らないように努めていたが、キュアリーナが描いた絵をきっかけにアズサ達に発見された。アズサの感覚では前世日本の関西に文化が似ており、内陸地だが海岸よりタコを輸入して作られる、「紅き魔の宝珠」というたこ焼きにそっくりな名物料理があった。「黒緑色をした死の泥炭地」(お好み焼き)は、聖マドクワの伝承とともに北部ナンテール州の町ウィドンに「ソースパン」として伝えられ、「トラの祭り」で振る舞われている。 ムー / ムーム・ムーム サーサ・サーサ王国第五十七代国王。古代エジプト風の少女の幽霊(悪霊)で、国王なので特別に身体は残っており、魔法で動かしているため、どちらかというとアンデッドに近い。15歳で死亡し、死後約5000年。一人称は「うち」で、アズサのことは「アズサ」と呼ぶ。周りには「ムー」と略して気軽に呼ぶように勧めている。 アズサには魔法による翻訳で関西弁に似て聞こえるコミュニケーション用の言語、神聖王国語で話す。ほとんど関西人気質。 上流階級の者は満足して死んだため、神聖王国語を話す人間で悪霊になったのは自分だけであり、標準王国語を話す人間とはノリが合わず、3000年ほどで飽きて引きこもっていた。引きこもり中、王墓内に古代魔法を使い、2000年掛けて魔法の石板でダンジョンのプログラムを作っていたが、完成しないうちにアズサたちに攻略されてしまった。 ロザリーと友達になって立ち直り、高原の家へ遊びに来るようにもなった。2000年引きこもっていたため運動不足であり、自力では一歩動くことすら大変である。そのため魔法で身体を浮かせている。魔族の国と契約してお互いの魔法技術を交換し、技術の発展にも寄与している。 ナーナ・ナーナ サーサ・サーサ王国の王墓周辺にいる数千人の悪霊を束ねるメイド長兼大臣の幽霊。古代エジプト風の外見だが、露出の多いコスプレ風のメイド服を着ている女性。ムーのことは「陛下」と呼ぶが、あまり敬っていない。死後約5000年。 メイドとしてはかなり有能だが、かなりの毒舌家で、辛辣な突っ込みをすることも多い。魔法技術交換により、魔族の魔法を応用した古代魔法で強引に地縛を解いて行動出来るようになった。 ダン・ダン サーサ・サーサ王国の魔法技術者で特A級魔法の技術責任者である悪霊。彼を含む魔法技術者はみな毛を剃った男性で、つるつるピカピカ。
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