confirmation
「confirmation」とは、確認・確証・堅信礼のことを意味する英語表現である。
「confirmation」とは・「confirmation」の意味
「confirmation」とは、確認・確証・証拠・確立・確定などの意味があり、あやふやな物事を確かにすることに対して使う英単語の名詞である。動詞は「confirm」で「確認」から「確認する」という意味に変わる。英文契約書で使用する場合には確認の意味もあるが、「確認書」そのものとして使われる場合もある。「confirmation」は相手の承諾を求めることに対して使うものではなく、あくまで内容の事実を確認・証明するという意味合いで使われる。他にも、「堅信礼」という意味で使われている。堅信礼とは、ユダヤ教あるいはキリスト教の正教会やカトリックなどで行われる儀式のことを指す。キリスト教では幼児洗礼を受けた者が成人するときに、あらためてその信仰の信者であることを告白して正式な教会員となる儀式のこと。ユダヤ教では教徒として、ユダヤ人社会への責任を果たすことを明らかにする儀式とされている。
音楽のジャンルにも「confirmation」と同名のタイトル曲がある。アメリカ合衆国出身のアルトサックス奏者でジャズミュージシャンであるチャーリー・パーカーが、1946年に作曲したジャズの代表曲。演奏の要となるコード進行に特徴があり、後のモダンジャズの演奏スタイルとなる「ビバップ」の成立に大きな影響を与えた名曲である。
「confirmation」の複数形
confirmationの複数形は「confirmations」である。「confirmation」の発音・読み方
confirmationの読み方は「コンファメーション」で、発音すると「カァンファ(ル)メェィシャン(ヌ)」という感じになる。(ル)はアとルの間の音で、(ヌ)はヌの形でンを発音する。「confirmation」の語源・由来
ラテン語のfirmo(堅固にする)が語源で、これにcon(強調する)とation(すること・するもの)を足してひとつの言葉が生まれた。意味を合わせると「物事の確証を強めること」という形になり、そこから不確定なものやあやふやな物事をはっきりさせたり確かなものにするため「確認」という意味となった。「confirmation」を含む英熟語・英語表現
「order confirmation」とは
オーダーを確認するもの。注文確認書。領収書。
「for your confirmation」とは
ビジネス文書などで使われる「ご確認ください」のこと。
「thank you for your confirmation」とは
相手に確認してもらったことに対して返信するときの挨拶文。「ご確認ありがとうございます」となる。
「confirmation letter」とは
契約などの確認書や確認状といった書面そのもの自体を指している。
「confirmation number」とは
物事の認証や確認用として設定した番号のこと。確認番号や予約番号がこれにあたる。
「confirmation bias」とは
確証バイアスという心理学用語。認知バイアスの一種で、ある仮説や信念を検証する際に自分が支持する情報ばかりを集めてしまうのに対して、どういうわけか反証する情報については無視したり集めようとしない現象のこと。思い込みや先入観からくる自分に都合の良い結果をもたらそうとする行動で、無意識に正常な判断ができておらず結果的に非合理的な判断をしてしまう。
「confirmation of order」とは
注文の確認や注文請書のこと。
「confirmation to」とは
〜への確認。
「confirmation」の使い方・例文
「物事の確認や認証について使う場合」・Repeat order confirmation.(ご注文の確認を繰り返します)
・Don't know where your confirmation is?(確認書がどこにあるのか知らない?)
・I wrote a note not to forget the confirmation number.(予約番号を忘れないようにメモを書いた)
・I made a note of it, but I forgot the confirmation number.(メモしておいたのに確認番号を忘れた)
・He was so busy that he postponed confirmation.(彼は忙しさのあまり確認を後回しにした)
・Visual confirmation alone will not suffice.(目視で確認だけではだめだろう)
・I corrected a mistake, but need confirmation?(間違いを訂正したけど確認は必要?)
・Human error was also prevented by confirmation.(人為的ミスも確認で防げたものを)
「信仰に関わるイベントの堅信礼について使う場合」
・I want to go to receive confirmation.(堅信礼を受けに行きたい)
・I can't wait for confirmation.(堅信礼が待ち遠しい)
・Participate in Confirmation as an Adult.(堅信礼に参加するのは成人してからである)
コンファメーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/10 09:06 UTC 版)
「ISDAマスター契約」の記事における「コンファメーション」の解説
デリバティブ取引は通常、口頭か電子的手段によって締結され、この時点で両当事者間の契約が成立する。契約条件の証拠はコンファメーション(Confirmation:通常は短い書簡である。)に記載され、ファックスか電子メールで送付される。コンファメーションの様式はマスター契約に規定されており、コンファメーションへの異議または変更はその受領後、限定された時間においてのみ許されるのが通常である。コンファメーションは通常はとても短く(複雑な取引を除く。)、日付、金額および利率以外にはわずかしか記載されていない。コンファメーションは取引条件に関する紛争の可能性を最小化するために交換される。
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