ゲームボーイカラー版のルール変更点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/08 17:03 UTC 版)
「ぷよぷよ〜ん」の記事における「ゲームボーイカラー版のルール変更点」の解説
ゲームボーイカラー(GBC)版『ぽけっとぷよぷよ〜ん』のみ、他機種とは異なる独自のルールが採用されている。 太陽ぷよ 前作『ぷよぷよSUN』と同様に、おじゃまぷよを相殺すると日輪相殺となり、「太陽ぷよ」が両プレイヤーのフィールドに降る。また、全消し時にも太陽ぷよが発生する。太陽ぷよのルールは、前作であるゲームボーイ版『ぽけっとぷよぷよSUN』と同じシステムがそのまま採用されている。フリー対戦モードと通信対戦モードでは出現しない設定にも変更できる。 特技システムの変更 特技は、他機種のものとは性能・名称が全く異なるものに変更され、どのキャラクターでも好きな特技を組み合わせて使えるようになった。ただし、コンピュータの操る敵キャラクターは持ち技が固定されている。また、他機種版の特技は自分のフィールドのみに効果を及ぼす防御的なものだったが、GBC版の特技は相手のフィールドへ直接干渉する攻撃的なものが多く追加された。 SPの表示もゲージ型になり、試合開始時の蓄積量も特技それぞれで別々となっている。特技によっては、開始時には1回分のSPが貯まっておらず、ぷよを消してゲージを貯めてからでなければ使えないものもある。SP蓄積量の最大値も他機種と異なり、特技3回分を貯めた後もゲージをぎりぎりまで貯めることができる(他機種のSP数値に例えると4.00弱まで蓄積される)ほか、特技を1試合中に何度使っても貯まる量の割合が減少することはない。なお、GBC版ではボタン数の関係上、特技の発動ボタンも十字キーの上を押す操作に変更された。また、他機種では特技発動時に操作していた組ぷよはそのまま消滅したが、GBC版では特技を使用した後にその時の組ぷよがあらためて降ってくるようになった。 相手フィールドに干渉する特技の場合、特技を使用した瞬間には効果が発動せず、相手が組ぷよを設置し終わった後にその特技が発動する。相手フィールドへぷよを直接送り込む特技の場合は、相手フィールドに待機していた予告ぷよや日輪相殺の太陽ぷよの発生に割り込む形で、その特技のみが優先して発動する(例:「てつぷよドロップ」は、相手に予告ぷよが溜まっていても、そのターンは鉄ぷよ6個のみを落とす)。相手フィールド自体に効果が発動する特技の場合は、予告ぷよか太陽ぷよが落下した直後に続けて発動する(例:「フリーズ」は、相手の予告おじゃまぷよが落下した直後、即座にそれらを含む全てのおじゃまぷよを固ぷよへ変える)。 GBC版では、初期状態でほとんどの特技が選択できず、対戦モードで新たな特技を使うためには「ひとりでぷよぷよ」のチャレンジモードで敵を撃破して特技を解禁していく必要がある。 GBC版で登場した特技は、後のPS版『ぷよぷよBOX』の「ごちゃまぜぷよぷよ」における「ぷよぷよ〜ん」スタイルで採用された特技のベースとなった。ただし、『BOX』版の特技の内容やシステムもDC版やGBC版とはまた異なるものになっている。 特殊ルールの廃止 「ステージ」の概念は廃止された。一人用モードで敵を倒していくとゲーム中の背景が変更され、オプション画面で使う背景を固定することもできるが、対戦ルールは変更されない。また、ぷよを横向きに置き、片方が落下した時の落下速度も過去のシリーズと同じである。固ぷよや得点ぷよの数値表記はなく、耐久力の高い固ぷよも登場しない。 予告ぷよ GBC版の予告ぷよは、小ぷよ(おじゃまぷよ1個)、中ぷよ(6個)、隕石ぷよ(30個)、星ぷよ(180個)、月ぷよ(360個)、彗星ぷよ(720個)、土星ぷよ(1440個)であり、『ぷよぷよSUN』と全く同じである。
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ゲームボーイカラー版のルール変更点
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「ぷよぷよ〜ん」の記事における「ゲームボーイカラー版のルール変更点」の解説
ゲームボーイカラー(GBC)版『ぽけっとぷよぷよ〜ん』のみ、他機種とは異なる独自のルールが採用されている。 太陽ぷよ 前作『ぷよぷよSUN』と同様に、おじゃまぷよを相殺すると日輪相殺となり、「太陽ぷよ」が両プレイヤーのフィールドに降る。太陽ぷよのルールは、前作であるゲームボーイ版『ぽけっとぷよぷよSUN』と同じシステムがそのまま採用されており、アーケード版他の『ぷよぷよSUN』にあった落下位置の予告や発生までのタイムラグは無く、相殺に反応して間髪入れずに落下する。また、全消し時には太陽ぷよと相手へのおじゃまぷよボーナスが同時に発生する。フリー対戦モードと通信対戦モードでは出現しない設定にも変更できる。 特技システムの変更 特技は、他機種のものとは性能・名称が全く異なるものに変更され、どのキャラクターでも任意の特技を組み合わせて使えるようになった。ただし、コンピュータの操る敵キャラクターは持ち技が固定されている。また、他機種版の特技は自分のフィールドのみに効果を及ぼす防御的なものだったが、GBC版の特技は相手のフィールドへ直接干渉する攻撃的なものが多く追加された。 SPの表示もゲージ型になり、試合開始時の蓄積量も特技それぞれで別々となっている。特技によっては、開始時には1回分のSPが貯まっておらず、ぷよを消してゲージを貯めてからでなければ使えないものもある。SP蓄積量の最大値も他機種と異なり、特技3回分を貯めた後もゲージをぎりぎりまで貯めることができる(他機種のSP数値に例えると4.00弱まで蓄積される)ほか、特技を1試合中に何度使っても貯まる量の割合が減少することはない。GBC版ではボタン数の関係上、特技の発動ボタンも十字キーの上を押す操作に変更された。また、他機種では特技発動時に操作していた組ぷよはそのまま消滅したが、GBC版では特技を使用した後にその時の組ぷよが改めて降ってくるようになった。 相手フィールドに干渉する特技の場合、特技を使用した瞬間には効果が発動せず、相手が組ぷよを設置し終わった後にその特技が発動する。相手フィールドへぷよを直接送り込む特技の場合は、相手フィールドに待機していた予告ぷよや日輪相殺の太陽ぷよの発生に割り込む形で、その特技のみが優先して発動する(例:「てつぷよドロップ」は、相手に予告ぷよが溜まっていても、そのターンは鉄ぷよ6個のみを落とす)。相手フィールド自体に効果が発動する特技の場合は、予告ぷよか太陽ぷよが落下した直後に続けて発動する(例:「フリーズ」は、相手の予告おじゃまぷよが落下した直後、即座にそれらを含む全てのおじゃまぷよを固ぷよへ変える)。 GBC版では、初期状態でほとんどの特技が選択できず、対戦モードで新たな特技を使うためには「ひとりでぷよぷよ」のチャレンジモードで敵を撃破して特技を解禁していく必要がある。 GBC版で登場した特技は、後のPS版『ぷよぷよBOX』の「ごちゃまぜぷよぷよ」における「ぷよぷよ〜ん」スタイルで採用された特技のベースとなった。ただし、『BOX』版の特技の内容やシステムもDC版やGBC版とはまた異なるものになっている。 特殊ルールの廃止 「ステージ」の概念は廃止された。一人用モードで敵を倒していくとゲーム中の背景が変更され、オプション画面で使う背景を固定することもでき、またBGMについても他機種のサーカス・火山・水中・空中都市ステージに相当するBGM(他に『ぽけっとぷよぷよSUN』の流用によるものやGBC版独自のものもある)が流れるが、対戦ルールは変更されない。また、ぷよを横向きに置き、片方が落下した時の落下速度も過去のシリーズと同じである。固ぷよや得点ぷよの数値表記はなく、耐久力の高い固ぷよも登場しない。
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