クレア車団(クレア・レッドフィールド・コンボイ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 05:16 UTC 版)
「バイオハザードIII」の記事における「クレア車団(クレア・レッドフィールド・コンボイ)」の解説
クレア・レッドフィールド(Claire Redfield) 演 - アリ・ラーター バイオハザードから生き残った人々が集った「クレア車団」のリーダー。美人で行動力と責任感に溢れ、仲間からの信頼も高い。カルロス同様、ヘビースモーカーである。 アイザックス博士に狙われているアリスが、車団のメンバーと一緒に同行することを危険だと感じていたが、絶体絶命の危機を救ってもらったことに加え、カルロス達から説得を受けため、受け入れる。しかし後に、ラスベガスにて多くの車団のメンバーを失うことになる。 それでも今も生き延びているのは、アリスのおかげであると考えて、アリスと協力し、ラスベガスに解き放たれた「スーパー・アンデッド」を退ける。最後はアリスと別れ、生き残ったメンバーと共にヘリコプターでアラスカへと旅立った。 なお、小説版では車団で旅を続ける理由の一つとして、アンデッドから逃れるだけでなく、世界規模でのバイオハザードの発生によって、音信不通になってしまった兄のクリス・レッドフィールドを探すという目的があったことが判明している。 カルロス・オリヴェイラ(Carlos Olivera) 演 - オデッド・フェール 前作で生き延びた人物の一人。元U.B.C.S.(アンブレラ社バイオハザード対策部隊)隊長で、アリスと離れた後はクレア車団の一員となっている。根っからのヘビースモーカーである。 物語序盤の「クロウ」の襲撃の際に、火炎放射に飲み込まれそうになるが、訪れたアリスの超能力によって命を救われる。はなればなれになっていたアリスとの再開を喜び、アリスの同行を許可するようクレアに提案するが、物語中盤のラスベガスにて、アリスを狙うアイザックス博士によって解き放たれた「スーパー・アンデッド」の軍団との戦いに巻き込まれる。その戦いの中でアンデッド化した仲間のL.J.に、二の腕を噛まれ感染してしまう。 もう助からないと悟ったカルロスは、生き残ったクレア達に別れの挨拶をし、責任を感じていたアリスを励まして、必ずアイザックス博士を倒すことを約束させて口づけを交わした。 そして、クレア達がアラスカへ行くためのヘリコプターを奪うため、アンデッドが群がる研究施設に、自らタンク車で突っ込みアンデッド達の注意を引いた。 その後、車内に隠されていたL.J.の煙草を見つけ、人生最後の喫煙を楽しんだ後、仕掛けたダイナマイトを爆発させ、大勢のアンデッドと共に命を散らした。 Kマート(K-Mart) 演 - スペンサー・ロック クレア車団の一員で14歳。本名は別にあるが気に入っておらず、クレア達と「Kmart」で出会ったことからそう名乗るようになった。クレアを除いて唯一生き残った名前の出ている車団メンバーで、続編である『IV』にも引き続き登場する。 ロイド・ジェファーソン・ウェイド(L.J.) 演 - マイク・エップス 前作で生き延びた人物の一人。アリスと離れた後はカルロスと共にクレア車団の一員となっていた。メンバーのムードメーカー的存在で、ベティとは恋人同士。廃モーテルにてアンデッド化した宿泊客に噛まれたが、他のメンバーには秘密にしていた。物語中盤のラスベガスにてアンデッド化してKマートとカルロスに襲い掛かり、カルロスによって射殺された。 ベティ・グリア(Betty) 演 - アシャンティ クレア車団のメンバーで救護担当。元看護師。恋人のL.J.との仲は睦まじく、カルロスが敬遠するほど。多数の「クロウ」に襲われた時に一人バスに残り応戦するも、最終的には「クロウ」に襲われ死亡する。 マイケル・ファーバー(Mikey) 演 - クリストファー・イーガン クレア車団の一員。愛称はマイキー。コンピュータの扱いに長けている。対アンデッド用に防衛線を張ったり生存者に無線を使って呼びかけるなど、メンバーの中でも重要な役目を任されており、クレアからも右腕的存在として信頼されている。ラスベガスにて「スーパー・アンデッド」によって無惨に喰い殺された。 チェイス・マラヴォイ(Chase) 演 - リンデン・アシュビー クレア車団の一員。常にカウボーイハットを被っている。物資の不足をシニカルさを交えて語るなど、少々皮肉屋の気がある現実主義な性格だが、正義感も持ち合わせている。L85が愛銃。ラスベガスではエッフェル搭を模した展望台に登って警戒にあたり、車団メンバーを追う「スーパー・アンデッド」を狙撃する。しかし搭を登って来た「スーパー・アンデッド」達に噛まれてしまい、最後は彼らを道連れに飛び下りて死亡した。 オットー・ワレンスキー(Otto) 演 - ジョー・ハースリー(英語版) クレア車団の一員。メンバーの乗るバスの運転手。未開封の缶詰を振った時に聞こえる音だけで中身を言い当てるという、変わった技能(本人曰く「廃れつつある技術」)を持つ。冗談好きで、子どもたちに対しても陽気に接している。モーテルにてベティと共に「クロウ」の制止にかかったが、ベティ同様「クロウ」に喰い殺され死亡。
※この「クレア車団(クレア・レッドフィールド・コンボイ)」の解説は、「バイオハザードIII」の解説の一部です。
「クレア車団(クレア・レッドフィールド・コンボイ)」を含む「バイオハザードIII」の記事については、「バイオハザードIII」の概要を参照ください。
- クレア車団のページへのリンク