『III』のクレア・レッドフィールド・コンボイ(車団)
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「バイオハザードシリーズの登場人物」の記事における「『III』のクレア・レッドフィールド・コンボイ(車団)」の解説
ベティ・グリア (Betty Greer) 俳優:アシャンティ 日本語吹き替え:小松由佳 車団の女性メンバーで、元看護師の黒人。また、車団においても看護師を担当しているが、L.J.がアンデッドに噛まれたことには気付いていなかった。 L.J.とは恋仲で、その仲はカルロス・オリヴェイラらが敬遠するほどだったが、クロウの集団に襲撃された際には生存者を行かせるためにバスの中に残り、L.J.の目の前でクロウたちの餌食になる。その後、遺体は共に犠牲となったオットーら数人のメンバー共々、クレアたちの手で丁重に葬られた。S&W M39を使用。 マイキー (Mikey) 俳優:クリストファー・イーガン 日本語吹き替え:杉山大 車団の男性メンバーで、本名マイケル・ファーバー (Michael Ferber)。生真面目な性格で、クレア・レッドフィールドの指示には忠実に従い、彼女からの信頼も厚い右腕的な存在である。 コンピュータの専門家で、乗り込んでいる中継車からの防衛ライン設置や生存者への呼びかけなどを担当する。ラスベガスでスーパーアンデッドに襲撃された際にはクレアの救助も間に合わず、多数の個体に貪られて死亡したうえ、無残に喰い散らされた死体は後にクレアへ大きな喪失感を与えた。トーラスPT92(英語版)を使用する他、中継車の中にはベネリM3を常備していることが確認できる(劇中では未使用)。 Kマート (K Mart) 俳優:スペンサー・ロック 車団の女性メンバーで、公式設定では14歳。本名不明。本名を気に入っておらず、クレア・レッドフィールドと出会った場所から取った通称「Kマート」を名乗っている。幸先の見えない状況の中でも常に周囲を励まし続ける前向きな性格の少女で、気絶状態のアリスを介抱し、最後はクレアらと共にヘリコプターに乗り込み、アラスカへ脱出できた。 クレアを除く車団の主要メンバーの中では唯一生き延びて『IV』にも登場するが、アラスカへ到着した直後に他の車団メンバーの生き残りと共にアンブレラ社によって拉致され、アンブレラ社の研究船「アルカディア」へ連行される。人体実験用に拘束されていたが、物語終盤でアリス・アバーナシーやクレアに救出され、ベネットを殴り倒してアリスたちを援護する。自らは銃を持っていないが、『III』ではL.J.が持ちだしたウィンチェスターM1300を1発だけ発砲し、『IV』ではアリスが落とした水平2連式ショットガンを打撃器代わりに使ってベネットを昏倒させている。 チェイス・マラヴォイ (Chase Malavoy) 俳優:リンデン・アシュビー クレア車団の男性メンバーで、車団の中ではカルロス・オリヴェイラやL.J.と並ぶ主戦力的存在。元保安官であり、現在でもその名残であるテンガロンハットを着用し自身のトレードマークとしている。少々皮肉屋の気があるが決して陰気というわけではなく、仲間のためなら自己犠牲も辞さない気概ある性格。自らの使用銃器であるL85とS&W M29に愛着を抱いている。 ラスベガスでのスーパーアンデッド戦では塔上からの狙撃で地上メンバーを援護したが、弾切れ後には塔へ逃れてきた女性を逃がすために囮となり、次々に登ってくるスーパーアンデッドたちを自らに集らせると道連れに飛び降りて自殺した。なお、『III』の小説版では、スーパーアンデッドに引っ張られて転落死している。 オットー・ワレンスキー (Otto Walensky) 俳優:ジョー・ハースリー クレア車団の男性メンバーで、生存者たちが乗るバスの運転手。タバコが無いことに苛立つ一同をからかったり、子供に食料を与える際に「中身はキャットフードだ」と言って怒らせようとするなど陽気かつ冗談好きな性格で、未開封の缶詰の中身を振った音で当てるという変わった技能を持つが、本人曰く「廃れつつある技術」とのことである。 クロウの集団に襲われた際、ベティ・グリアと共にバスの中へ残り、クロウたちに全身を啄ばまれて死亡する。遺体はベティらクロウの犠牲者たちと共に、生存者たちの手で葬られた。
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