キュアミューズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 00:46 UTC 版)
「スイートプリキュア♪」の記事における「キュアミューズ」の解説
調辺アコが変身した姿。3人目のプリキュアで4人目のメンバー。プリキュアシリーズ初の「小学生プリキュア」でもある。当初は正体を知られないように仮面で素顔を隠していたため2つの姿がある。ここでは便宜的に仮面を付けた姿を「黒ミューズ」と呼称する。共通の特徴は額の中央に赤いハートマークの飾りが装着されており、瞳の色が変身前のオレンジ色からマゼンタ色になることで、瞳の色については歴代のプリキュアの中でも変化が著しいのが特徴。名前の由来はギリシャ神話の芸術の九女神、ムーサイ(英語でミューズ)。 黒ミューズ 第11話で登場。イメージカラーは黒色。顔の上半分を覆う仮面と巨大なマントが特徴。全身は黒のパンツスタイルで、他のプリキュアのようにスカートは着ていない。この姿の時はシークレットブーツを履いて身長を偽装していたため、メロディ達と同程度の背丈になっている。 ネガトーンの行動リズムを読み切り、蹴り技主体のリズミカルな戦法を得意とする。戦闘能力は高いが、自らがネガトーンを浄化しようとする描写は無く、戦闘に参加する際はあくまでサポート役に徹していた。正体を隠すために無表情を装い、自ら言葉を発さずにドドリーに喋らせることによって気持ちを代弁させていた。 真の姿 第35話において、上記の仮面や全身を覆うスーツを取った姿で、これがキュアミューズとしての本来の姿である。変身時の名乗りは「爪弾くは女神の調べ! キュアミューズ!」。イメージカラーは黄色だが、変身アイテムから紫色とも取れる。オレンジ色の長髪が特徴。身長は仮面の状態とは異なり、本来のアコに近い程度になっており、髪の色も多少鮮やかになる程度で、他のプリキュアに比べて変化が少ない。 黒ミューズの時とは対照的に、他のプリキュアとの外見的共通点は増えたものの、スカートがバルーンスカート、袖が長袖であるなど、なおも他者とは細かい部位において異なる点がある。頭と腰の両側に黄色のリボンが付いており、キュアリズムと似たロングブーツを履いている。また、橙色のハートのイヤリングをつけている。他のプリキュアのような必殺技を発動させるための別アイテムが無く、技はモジューレにシリーを装着して発動させる。掛け声は全て「シの音符のシャイニングメロディ!」。 この姿が作中に登場するまで、本作品外の各所ではその存在、ないしは正体が秘匿されていた。本作品の単独映画の宣伝展開においてはテレビシリーズで真の姿が登場する前から「登場人物の一人」として紹介されたが、何者なのかについての言及は避けられ、コマーシャルでは「この子は誰?」というキャッチコピーが付記され、公式サイトでは「新しいプリキュア」として紹介されている。他、モジューレを隠す・パンフレットの表紙には映画に登場しない黒ミューズと共に描くなど、別人を思わせる演出を行っている。後述のゲーム「スイートプリキュア♪ メロディコレクション」でも隠し要素として一定の配慮が施されていた。 戦闘能力は仮面姿の時と同様に高く、虹色の鍵盤を足場にして空中で方向転換をするという芸当も見せている。通常技 プリキュア・シャイニングサークル シリーの力が宿ったモジューレの力で4人の幻影を生み出し、五芒星のようなサークルを描いて敵を拘束する。 必殺技 プリキュア・スパークリングシャワー シリー(DS版ではドドリー)の力が宿ったモジューレの力で大量の音符型の泡を生み出し、それらをぶつけてネガトーンを包み込み、浄化する技。他のプリキュア同様の「三拍子! 1・2・3!」から「フィナーレ!」の掛け声が最後に入る。一つの巨大化した音符型の泡を投げつける攻撃が可能。
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