カラクルム級戦闘艦(リメイクアニメ)
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「白色彗星帝国の戦闘艦」の記事における「カラクルム級戦闘艦(リメイクアニメ)」の解説
『2202』に登場。デザイン担当は石津泰志。 正式名称は「ガイゼンガン兵器群 カラクルム級戦闘艦」。 全長は520メートルに大型化している。細部デザインがより細かく刷新され、ガトランティス特有の三角形や四角形状の模様が、各所に入れられている。他のガトランティス艦とのデザインラインの違いは、設計思想が異なるためと理由付けされている。 基本的な艦体色は単色グリーンであるが、第八機動艦隊の指揮官メーザーが座乗する艦のみ白と灰色を組み合わせた塗装となっている。 艦橋の両脇には回転砲塔が1基ずつ追加されており、旧作では固定式だった艦橋の砲塔と大砲塔は旋回が可能となっている。さらに「雷撃旋回砲」という特殊砲撃システムが新たに設定されている。これは多数の雷撃ビットを艦前方にリング状に展開・旋回させ、エネルギーを増幅させてビームの散弾を放ち続けるというもの。また、複数の同型艦でビットを連動させて威力を上げ、巨大なビームを放つ「インフェルノ・カノーネ」としての運用や、数十万隻単位が円筒状に並んで砲身を形成し、恒星の爆縮エネルギーを増幅・制御して軸線方向に発射する「レギオネル・カノーネ」としての運用もできるが、その場合は発射の威力に艦体が耐えられず自身も自沈してしまうため、1回限りの使い捨てとなる。 ただし、直撃を避けていたとはいえ、拡散波動砲の攻撃を受けて機関部が稼働可能であったり、その状態で戦闘衛星に激突して破壊するなど、戦闘艦としての耐久力は高く描かれている。 劇中には第1話から登場。浮遊大陸の奪還に来た地球・ガミラス連合艦隊を、雷撃旋回砲で壊滅させる。その後、アンドロメダの拡散波動砲に巻き込まれるも辛うじて耐え抜き、帰還した地球艦を追って太陽系へ到達し、地球への特攻を図るが、ヤマトの砲撃で撃沈される。第7話では第八機動艦隊所属艦が約250万隻の大艦隊として登場。第18話以降はバルゼー率いる第七機動艦隊の主力として無数の艦が登場。イーターIと共にエンケラドゥス守備隊を壊滅させるが地球軍本隊の拡散波動砲に苦しめられる。第21話では火星防衛戦線で地球・ガミラス連合艦隊と激戦を交えるほか、ヤマトを破壊するために惑星ゼムリアにレギオネル・カノーネを発射、ゼムリアを崩壊させた。第24話では帝星内部に建造中(成長中?)の大きさが不揃いな本艦が登場し、桂木透子の思念でヤマトを守る盾として運用される。
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