惑星ゼムリア
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第20話で明らかになったゼムリア人の母星であり、彼らに生み出されたガトランティス人発祥の地といえる惑星である。 かつては地球に似た緑あふれる美しい惑星であり、古代アケーリアス文明との接触によって生まれた平和な星だった。この星に住むゼムリア人たちは人類同士による争いを放棄し、それを代行させる存在として、人造兵士であるガトランティス人を生み出した。 1000年前、タイプ・ズォーダー(ズォーダー大帝)がガトランティス人を率いて反乱を企図すると、ゼムリア人たちはオリジナルのサーベラーとズォーダーのクローンである赤子を人質に取り、取引をズォーダーに持ちかける。それによって反乱を鎮圧したゼムリア人たちは約束を反故にしてズォーダーにも刃を向け、サーベラーと赤子を殺害する。その後、ゼムリアを脱出して100年後に白色彗星を起動させたズォーダーによってゼムリア人たちは滅ぼされ、惑星は都市帝国下部の爪の内側に捕らわれることとなる。 現在は風化して赤錆がついた鉄が地上に堆積する死の星と化しており、地表から見上げた空は霧のようなものに覆われ、都市帝国下部の重力源となる構造物から漏れる光がかろうじて見える程度。地表には同じく赤錆のついた建造物が残されており、そこにはゼムリアの情報が治められたデータバンクが存在していた。 白色彗星内への落下を経てここに墜落していたヤマトからキーマンたちが上記の建造物を調べていたところ、彼らに同行中のアナライザーにゼムリアの「語り部」と呼ばれる者たちが憑依し、キーマンの判断でヤマトのメインコンピュータに接続した事で、残った乗組員たちはゼムリアで起きた出来事とズォーダーの1000年におよぶ絶望、そしてガトランティス人を滅ぼす「ゴレム」と呼ばれる安全装置の存在を知ることになる。まもなく、ゴレムの存在を知ったヤマトを葬ると共に地球を取り込むためには惑星を1つ捨てる必要があったこともあり、ズォーダーの命令でレギオネル・カノーネが発射され、惑星は崩壊してしまう。
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惑星ゼムリア
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「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の記事における「惑星ゼムリア」の解説
ガトランティスを生み出した種族「ゼムリア人」の母星。本編より1000年前には、ズォーダーを筆頭とする人造人間とゼムリア人との間で戦争が起こり、その後「滅びの方舟」のシステムを掌握したズォーダーによって都市帝国の中に格納された。第6章においてヤマトが不時着した惑星であり、ガトランティスの過去を知ったヤマトを星諸共葬るべく放たれたレギオネル・カノーネによって破壊された。
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