カヤの平とは? わかりやすく解説

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カヤの平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/01 01:26 UTC 版)


カヤの平(カヤのだいら)は、長野県下高井郡木島平村上木島と下水内郡栄村堺とにまたがる高原地帯である。カヤノ平(カヤノだいら)とも表記[1][2]し、あるいは語尾に「高原」を付する場合がある[3][4]


  1. ^ a b 国土地理院地形図は、遠見山山頂の南東約300m付近の標高点を1,832mと記載している。
  2. ^ カヤの平自然休養林の指定区域面積約1450haをカヤの平の面積とする記述がある。
  3. ^ 1990年の設定時点の樹齢である。
  4. ^ カヤの平等生物群集保護林は、カヤノ平ブナ林木遺伝資源保存林(36.54ha)、カヤノ平ブナ植物群落保護林(244.35ha)、鳥甲山特定地理等保護林(1,118.94ha)の隣接する3つの保護林等を統合して再指定された保護林である(2017年)。
  5. ^ 最低標高地点は本沢川の区域境界点(国立公園境界点)である。
  6. ^ 最高標高地点は高標山山頂である。
  7. ^ 大念山・彦衛門沢火砕堆積物は、彦衛門沢軽石層および大念山火砕堆積物を併せた地層名である。
  8. ^ かんらん石紫蘇輝石普通輝石安山岩は、肉眼では暗灰色斑状、鏡下ではハイアロピリチック(ガラスを含む岩石)組織を示す。斑晶の斜長石は自形最大2mm で、輝石、鉄鉱物、塵状包有物を含むものがある。橄欖(かんらん)石は丸みを帯びた融食形で、0.5mm前後である。普通輝石は自形または半自形、最大2.5mmで、まれに累帯構造を示し、鉄鉱物、斜長石、紫蘇輝石を含む。紫蘇輝石は自形または半自形、2mm前後で、普通輝石と連晶しているものもあり、斜長石、鉄鉱物を含む。輝石、斜長石、鉄鉱物からなる集斑晶を含む。石基は針状もしくは拍子木状斜長石、微細な普通輝石と紫蘇輝石、鉄鉱物、ガラスからなる。
  9. ^ 計見山の西麓の一部等は往郷山国有林である。
  10. ^ 1999年から2000年の調査時点の順位である。
  11. ^ 規制期間は11月30日~6月1日まで。
  12. ^ 全国自然薬研究会と民間企業が国有林の法人の森林制度を利用して日本国と60年間の契約を結び森林保全活動を行っている。
  13. ^ 2016年は4月12日の開催とされていたが積雪不足によるコース状況不良のため中止された(志賀高原スキークラブ「志賀高原、カヤノ平、野沢温泉スキーツアー中止のお知らせ」)。またCOVID-19感染症の影響で2021年~2023年は主催者関係者のみの参加とし一般客の募集を停止している。
  14. ^ 1881年(明治14年)に往郷村が県令大野誠に提出した地誌には「カヤ之平山・・・嶺上にカヤの大樹あり、枝葉繁茂す・・・」との記事があった。
  15. ^ 県内では中部・東部・南部に自生し、北部のものはたいてい栽植されたものである。
  16. ^ 行程は主要道路を示したものであり、最短ルートとは限らない。
  17. ^ 2016年は木島平村観光交流センター発着。
  18. ^ 道路運送法に基づきバス会社が企画、販売、運行する路線バスではなく、旅行業法に基づき旅行会社が企画・実施するツアーバスとしての運行。
  1. ^ a b c d e f g h i j k l 環境省『上信越高原国立公園(志賀高原地域)指定書)』(2019年1月31日)
  2. ^ a b カヤノ平自然教育園「カヤノ平のご案内」”. 2021年1月21日閲覧。
  3. ^ 国道405号道路標識(長野県下高井郡木島平村大字上木島字糠塚)
  4. ^ 木島平村公式ウェブサイト「カヤの平高原」
  5. ^ 中部森林管理局 風景紀行第17号「カヤの平高原」
  6. ^ a b 木島平村観光振興局「カヤの平高原を歩いてみませんか」
  7. ^ a b 林野庁「国有林野施業実施計画図(千曲川下流森林計画区)」
  8. ^ 環境庁『日本の自然景観 甲信越版』(1989年9月30日発行)
  9. ^ 林野庁「レクリエーションの森の区分」
  10. ^ a b 林野庁中部森林管理局管内保護林位置図
  11. ^ 中部森林管理局「林木遺伝資源保存林」
  12. ^ a b 林野庁中部森林管理局「保護林(2-3カヤの平等)」
  13. ^ 令和元年度第2回中部森林管理局保護林管理委員会 資料1
  14. ^ a b 森林セラピーソサエティ「カヤの平高原」
  15. ^ 林野庁中部森林管理局飯山・山ノ内担当区事務所「カラマツ造林地における有用広葉樹(キハダ)の育成について」
  16. ^ CLIMATE-DATA.ORG
  17. ^ a b c d 産業技術総合研究所「第四紀火山分布図」
  18. ^ a b 地質調査所『地域地質研究報告-中野地域の地質-』(1992年2月6日発行)
  19. ^ 地質調査総合センター『絵で見る地球科学』
  20. ^ a b c d 地質調査所『地域地質研究報告-苗場山地域の地質-』(1993年1月25日発行)
  21. ^ a b 木島平村「概説~木島平村の地勢」
  22. ^ 生物多様性センター『巨樹・巨木林フォローアップ調査報告書』(2002年8月)
  23. ^ 木島平村観光協会「カヤの平高原の巨大ネズコ」
  24. ^ a b 国土地理院「全国の湿地名称別の面積」
  25. ^ a b 木島平村誌刊行会『木島平村誌』(1980年)
  26. ^ a b 木島平村「村宝」
  27. ^ 志賀高原周辺湿原群
  28. ^ a b 志賀高原漁業協同組合原種保存指定河川
  29. ^ 高水北部地域混牧林経営肉用牛放牧推進組合
  30. ^ 長野県「森林(もり)の里親促進事業」パンフレット
  31. ^ 長野県「長野地方事務所林務課の事業概要(北信地域振興局管内概況書)」
  32. ^ 中部森林管理局「カヤの平GSS活動報告」
  33. ^ 中部森林管理局レクリエーションの森
  34. ^ 信越自然郷アクティビティセンター「サイクルステーション」
  35. ^ a b c カヤの平高原ロッヂ・キャンプ場
  36. ^ a b カヤの平ロッヂ・キャンプ場
  37. ^ カヤノ平自然教育園
  38. ^ 日本草地畜産種子協会「カヤの平牧場」
  39. ^ 中部森林管理局「郷土の森」
  40. ^ 全国自然薬研究会「環境・社会貢献活動」
  41. ^ 日本草地学会『フオッサマグナおよびその周辺の草原草地の立地(2)』(1996年4月)
  42. ^ 日本草地学会『経営的視点から見た林野の畜産的利用と課題』(2002年12月)
  43. ^ 「道の秘境」ブログ
  44. ^ ホテルグランフェニックス奥志賀「グリーンシーズンのご案内」
  45. ^ 志賀高原スキークラブ「志賀高原・カヤノ平・野沢温泉スキーツアーについて」
  46. ^ 林野庁プレスリリース「国立公園と国有林における世界水準を目指した連携の推進について」(2021年4月28日)
  47. ^ 環境省プレスリリース「国立公園と国有林における世界水準を目指した連携の推進について」(2021年4月28日)
  48. ^ 木島平村「林道清水平線通行規制(冬季閉鎖)について」
  49. ^ 木島平村「村の歴史:55周年の歩み【昭和編】」(2013年2月21日)
  50. ^ 信越自然郷「カヤの平・秋山郷 高原シャトル便いよいよ運行開始!!」
  51. ^ 信濃毎日新聞「“高原シャトル便”飯山駅発着に木島平―栄村結ぶバス」
  52. ^ 信越自然郷「カヤの平高原・秋山郷シャトル便」2018
  53. ^ 信越自然郷「カヤの平高原・秋山郷シャトル便」2019
  54. ^ 長野県(北信地域振興局)プレスリリース「まもなく紅葉シーズン到来!日本一美しいブナの森カヤの平高原と秘境秋山郷を結ぶ観光周遊バスが運行中です」2017年10月4日
  55. ^ 木島平村観光振興局「秋山郷・カヤの平高原秘境シャトル便」2020
  56. ^ 信越自然郷「おさんぽバスコースH」
  57. ^ 森宮交通「秘境秋山郷 カヤの平高原の旅」2021
  58. ^ 森宮交通「秘境秋山郷 カヤの平高原の旅」2022





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